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2019-01-28 20:46:00
雪道の登下校サポート(4)。★降雪と雪の堆積、雪の道、ばかりが問題ではない。気候の推移で、雪の様子は大きく変化してゆく。★12月から2月にかけて、多くは「降った雪」が問題だが、ブリザード、ホワイトアウトなど、雪の降り方も大いに問題である。(ひどいブリザードの続くときには、登下校そのものを見合わせるか、時間をおくか、することになりはしないか。)そして、気温。札幌厳冬期には零下15度などという日が数日ありうるが、子供の年齢に応じて、登下校自体を一考していいではないか。(その判断は誰がするのか?)★スケートリンクのように道路が凍ってしまう時期がある。こういう時期には、大人ですら歩行に不自由する。極端にひどい時期には、臨機応変に、車で送っていいではないか。通学時の児童の転倒事故などに対応する体制を作っておくべきではないか。そして、凍結した道路の通行不自由を緩和するために、砂をまいたりして、児童の歩行を助ける必要がある。★雪解けの時期も、歩行に大いに支障を来たす。道路がぐじゃぐじゃになり、時にはいたるところに水たまりができている。この現象は特に四つ角に起こりやすい。雪を早めに砕いておいたり、道路排水を促進したりするのに、住民の配慮が欠かせない。そもそも札幌市道路課は、道路の勾配を観察したり、道路の排水経路を確保したりする日常普段の配慮が欠かせないはずだが、ふだんどれほど力を入れてこれをやっているかな。★総じて、通学路に面する住民の工夫と努力が、社会的に絶対に必要である。★はからずもこのような課題を表面化した点で、今回の中教審答申は、よいきっかけになった。あとは、このような当たり前の努力に実を結ばせることではないか。従来地域の除雪問題は、「車の通行」を第一義にしていた感があるが、児童生徒の通学路の確保は、思い切った優先順位が与えられてよい。これは一般に住民歩行の安全にも繋がっている。