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2019-01-26 05:29:00
従来「当然」のように行われてきた、児童の登下校サポ-ト。小学校の先生方の手によって、そして、保護者たちの分担によって。★むろん中学生の登下校も含まれるが、しかしその必須度は小学生、とくに低学年の児童が高い。★これは日本全国の津々浦々で、毎朝毎日繰り広げられている「ひんどい」営みである。今回中教審答申は、これを「地域社会の支えで行う」という考えを打ち出した。理由は言わずと知れた教員の労働軽減(そして保護者のご苦労軽減)。★従来の地域社会が果たしてそのままの姿でどれほどこの課題にこたえられるものか、おおきに議論と「態度変更」を必要とするところであろう。いまわたしは、「雪道の登下校サポート」という課題に特定して、現在のような厳冬期を念頭に、「地域社会の従来の考え方と現状」を変えたほうがいいという提案を行う。どうぞ中教審もこの政策を進展する文科省や官邸も、この「簡単な」指摘を読んでください。★冬季厳寒期札幌市は、日常猛烈に降り積もる雪を、市が委託する除雪車が随時道路を排雪して路端に積み上げる作業をしている。(この路端に堆積する大量の雪を市の作業車が現場から持ち去るのは、冬季間に数回と限られている。)車の通行が多い「表通り」の道路は、車道と歩道に分離されているが、市の作業車は「表通り」の車道の除雪処理が主で、「歩道」の「除雪」は、住民も行うが、地域の排雪車が「車道」の路端に積み増し、さらに各世帯の前にも積んでゆく雪を各世帯の住民が処理する、というぐあいになる。(非常に多くの住民は、自家の敷地内に降り積もる雪をそのまま車道の路端、時には車道の路上、はなはだしくは車道向かいの堆積に押し出してくる。)こうして車道の路端は雪の体積で高い万里の長城が出来上がる。★こんな状態の厳冬期の通学経路を、児童生徒が無事に通り抜けられるものかどうか、お考えいただきたい。★第一。車道は除雪していても、「脇道」「裏道」の除雪努力は、市は車道の10分の1もしていない。しかし通学経路としては、「脇道」は大変に重要なのだ。第二。厳冬期車道で日常茶飯事となる「路端雪の万里の長城」は、「四つ角」(車道と脇道の交差点でもある)での視界を妨げることはなはだしく、児童生徒の思わぬ交通事故の原因となろう。まずこの二点の抜本的解決が、児童生徒の登下校に最低限の安全を保障するために必要と思うのだが、「対策」如何に。地域のみんなが考え、地域のお偉方にも考えていただこう。(折をみて続きを書く。)