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2019-01-04 11:33:00
例の札幌市平岸で起こった消臭スプレー缶爆発事件以来、賃貸物件で仲介店が入居者に提案してくる「諸項目」の内容が、かなりべらぼうな性質のものを含むのではないのかという議論が、ネット上で盛んになってきました。当方管理の北区北15条西3丁目2-5「ベルウッド15」という、北大病院まで徒歩3分、鉄筋コンクリート4階建て、24室、北大生向けワンルームの賃貸物件の場合を念頭に置いて、この「諸項目」の内容を推測してみましょう。(たいていの場合、これらの項目の趣旨や金額やは、オーナーには説明されていないのです。)★まずベルウッド15の場合以外も含めて、あり得そうな「諸項目」を羅列してみますよ。★「火災保険料」あるいはアパート賠償責任保険料。北大生の場合、北大生協が設定している保険に入っている人が多く、仲介店も北大生については「あきらめています」。(もしはいつていないと、どんな不都合が起るというのですか?)★「身元保証会社契約」。北大生が自分の両親なり親類なりを保証人にしている場合、なんの不都合があって「身元保証会社契約」が要るのでしょうか。少なくともオーナー直接契約の場合は、そういう要求はしません。ただ、親御さんの身元保証人が立てられないのなら、「定期借家権契約」にしてください。契約書式はちゃんと用意しています。★「カギを取り換えませんか」、「消火器の存在を確認しませんか」、「事前に部屋を消臭消毒しませんか」、「インターネット加入を契約しませんか」、うんぬん。(オーナーに直接電話して、その必要性や対処法やを聞いてみてくれませんか、と担当者に頼んでごらんなさい。入居後にでも、疑問として、オーナーに確かめてごらんなさい。仲介店も年々継続して経営するのですから、あんまり非常識なことはできないと思います)こういう「提案」は次々とお考えになるので、きりがないほどです。たいてい、要りませんよ。★これは大事な点で、当館はプロパンガスですが、「ガスワン」と供給契約を結んでいるので、年間契約の場合、10月から5月まで「(基本料金を超える)ガス使用料は半額にする」となっています。また、器具の故障・不調はガスワンが無償で対処するという契約になっています。★「インターネット」。これは館内に何種類もの回線が入っていて、「競争」になっています。「消火器」は防火点検の都度法定の器具の存在を確認しています。