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2018-12-20 19:42:00
2018年12月20日・木曜日・晴れ・札幌。★申し分のない天候だった。★札幌市平岸のガス爆発。火元になったアパマン平岸駅前店での除菌消臭スプレー缶の、アパマン店内の取り扱いについて、問題がいつそう深まるだろう。★このスプレー缶は「1本1000円原価」として本部から各支店に大量供給されているものらしい。各支店は、賃貸マンションの新入居者を入居させるのに際して、「これから入る部屋を入居に際して除菌消臭する」ことを有料で希望する新入居者から、「1件1万円」という料金で「除菌消臭」を請け負う。「除菌消臭」を担当したアパマンの職員は、新入居者が入居するのに先立って、その部屋で件の除菌消臭スプレーのボタンを押して4分もそのままにしておけば、スプレーガスが部屋に充満する。これがそうたいした難しい作業のようには思えない。そして1件あたりアパマンは9000円の利益になるのだから、かなりぼろい儲けというべきだろう。★料金をもらっておきながら、この簡単な作業すら職員がし忘れた分の缶が平岸駅前店に120本溜まってしまった。おそらく本部からは平岸駅前店分として60缶が到着することになっている。支店長には溜まってしまった120本を急速に「ないものとする」処置が必要だったのではないかと思われる。★このスプレー缶はアパマンにとっては一種のドル箱で、「除菌消臭」を客に希望させることが、各職員の「熱心さ」のバロメーターのようにされていたようにみえる。このスプレー缶はもっぱら本部が各支店に供給していたようで、各支店が直接に外部から購入するようにはなつていないようだ。★なお、アパマンショップと一口で言うが、その名を名乗っている店舗の「歴史」は様々で、名前はアパマンショップでも、独立性のある店舗やグループ店舗やがたくさんある。実情は、一種の連合体だ。★多くの賃貸マンションは、アパマンショップが管理契約を結んで管理している。元来のオーナーに対してアパマンショップは入居者の「賃貸契約書」を渡すが、入居者が実際に結んだ契約書はアパマンの手中に保留し、アパマンは部屋の元来のオーナーには原契約書から何項目かの記載を「除外した」コピー契約書を渡す。★この除菌消臭スプレー缶の記載は、原契約書のほうにしかない。(ほかにも、いくつかの項目の記載が、保留されている。例えば、火災保険付保。)