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2018-11-18 10:33:00
2018年11月18日・日曜日・薄曇り・札幌。★寒くなってきたが、まだ札幌に初雪はない。★「日高門別--様似廃止容認、JR日高線、地元7町長合意」(道新1頁)。これからの北海道が観光立国の度合いを深めてゆくだろうことを考えると、風景に富み、馬産地としての歴史が深いこの日高本線。海外旅行客が好んで鉄道線をたどって来道するスポットだと思う。とりわけシベリア方面の大陸から来道する将来の観光客の好みに合いそうだ。いま残念な判断。★「体験移住ホテル代わり、効果に疑問、北広島市など事業撤退」(道新1頁)。北広島市の場合、夏季1か月6万6千円で「お試し移住」として貸していたが、実際に移住する人が極めて少なく、たいていが「安上がりの観光」のようだから、もうやめようという。富良野市は昨年でやめたという。(もっとも、上士幌町、東川町、浦河町などは、移住の効果がかなり案がっていたという。)★これって、少し近視眼ではないか。移住でなくとも、たとえばブロガーを3か月入れて、観光大使のように扱い、その市町村の「魅力」を日夜ブログに書いてもらったらどうか。むろん書き方はブロガーの自由な目にゆだねる。(中国地方の米子市なども住宅を安く使わせている。移住以外のことももっと考えたらどうか。)この「ちょつと暮らし」、昨年は道内で次の10市町村が利用者が多かったという。釧路市、上士幌町、東川町、新日高町、標津町、浦河町、紋別市、栗山町、厚沢部町、根室市。★本の森「永江朗著、四苦八苦の哲学、生老病死を考える。根本的な苦悩、巧みに言語化」(道新11頁)。「生あるがゆえに死あり」。人類永遠の悩みとその解決を、仏教の教義が巧みに言語化して私どもに示してきたのは、よくしられているところ。貴重な示唆であるとは思う。しかしわたし、最近、司馬遼太郎氏の小編を読んで、大いに悟るところがあった。