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2018-10-26 22:56:00
北海道日本ハムフアイターズ。2018年のペナントレースは終わった。昨日のドラフト会議で秋田の吉田投手はじめ、有望な選手数人を獲得したらしい。こういう新戦力も加えて、来年2019年の試合を展望する時期に入った。★最近、栗山英樹『未徹在』KKベストセラーズ、2015年、を購入した。栗山さんが日本ハム監督になってからの三冊目の著書である。御自分の場合に即して「監督論」をしている本と、了解する。「未徹在」とは、ご自分がまだ不完全だと、自戒する言葉と了解する。まえがき、1章「負けは99を教えてくれる」、2章「監督の役割とは何か」、3章「監督はプレーヤーとどう距離を取るのか」、4章「監督に答えは存在するのか」、5章「栗山英樹の使命とは何か」、6章「プロとして、人として大事なこととは」、あとがき、という構成。★わたしはこの本を、自分が日本ハムの試合を面白く観戦させていただく参考、という見地からのみコメントする。どうぞわたしの観戦を手伝ってください。★こういう限定をわざわざつけて読む本というのは珍しい。この本はいわば栗山さんの日誌だ(それなりの体系化はしているが)。客観性というものは、もてない。そもそも公刊する性質の本とは思えない。日本ハムの勝利を希う人々の間でだけ理解され、役に立つ本だ。そういう本があってもよかろう。★高校野球は、日本ハムの選手たちの原点であり、栗山さんにとっても原点だ。本書164‐168頁に高校野球を原点として顧みる思いがまとめられている。「野球の原点は、1塁まで全力で突進すること」。試合するチームとしては、「勝ちに徹すること」。今シーズン、大田選手がよく一塁にスライデイングしていたね。★今後折に触れ本書の話題を示す。今回日本ハムに入る高校球児たちよ。さあともに2019年ペナントレースを戦おう。その前にこの本を読んだら?監督のこと、チームのこと、広くは北海道のことを、知ろう。