インフォメーション
2018-10-06 11:24:00
2018年10月6日・土曜日・曇・札幌。★道新12頁。パリーグ楽天とオリックスに新監督が登場するようだ。楽天新監督に平石洋介氏。楽天ОB。オリックス新監督に西村徳文ヘッドコーチの昇格。(ネットではセリーグ巨人の高橋監督の帰趨が話題になっているね。後任はまだわからないが。)★9月6日の大地震・大停電から1か月たった。道新に特集記事がのっているものの、なんとなく全体としての締まりがない。道新8頁「道内自治体非常用電源不足」。道新16頁「高齢者・障害者施設失われた日常」。道新20‐21頁「激震の爪痕道民に深く18分後ブラックアウト」(データに詳しい)。道新24頁「復旧への歩み本格化 秋元市長に聞く」。道新25頁「自治体9・6の教訓は」。道新34頁「生活安定なお途上」。道新35頁「強い揺れいつまで」等。特に切り抜いておくと後日も参考になるかもしれない。★ところでわたし、たまたま昨日『財界さっぽろ』10月号を書店で買った。770円。札幌財界を支援する雑誌だが、北海道の政治動向には詳細で、森田実氏の「渇」(玉虫色の安倍総理の憲法改正案は百害あつて一利なし)のような見識も載っている。すすきの評判記がのっているし、今月号にはフアイターズ新人捕手石川亮選手の写真入りインタビューが特集されるなど、道民雑誌の風格を十分に備えている。さて、14‐25頁に、今回の地震と大停電を総括する記事がのっていて、「読ませる」。当時の道庁のようすが22頁と25頁に載っている。★特筆大記すべきは、この『財界さっぽろ』巻頭に「札幌市全区液状化危険度マップ」が5‐9頁に明瞭なカラー地図入りで詳細にリポートされていること、さらに立ち入って「札幌直下地震を引き起こす月寒断層」というカラー地図入りの詳細なリポートが10‐13頁にリポートされていることである。(このリポートはまさに公共財だよ。)★胆振東部を震源とする地震が札幌市清田区、東区、白石区に伝わってくる様子が見て取れる。札幌市は概してJR線北側の地域に液状化危惧地域が散らばっていることが分かる。札幌市にかかわる地震活断層が、東から、野幌断層、月寒断層、西札幌断層と存在し、この中の「月寒断層」が清田区白幡山を起点として東区、白石区から当別の手前まで広がっていることがわかる。地表がどうであれ、地面下ではつながっているのだ。(もっとも清田区の今回の液状化は、どこまでが地震のせいで、どこまでが造成不手際によるせいか、まだはっきりした区別がつかないのではなかろうか。)