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2018-09-29 10:32:00
この9月6日早朝の地震とほぼ同時に全道停電となった。わたし個人についていうなら、停電は6日3時ごろ終わり(だから停電期間約12時間だった)、個人宅だから水道は正常に機能していた。(ただ、4階建以上のビルなどで、館内に貯水・給水設備がある札幌市内大量の居住設備は、電気がこない間は給水不可能となった。)(またエレベータとか自動ドアとか、電気がなければ作動しない設備はすべて止まった。)それからね。車のガソリンは当分車に現にある量で運転することになった。(私は幸い5日に満タンにしていた。おかげで多少の面子はたった。乾電池で動くラジオで6時間HBCニュースを聞きっぱなしにし、状況を把握できた。)ガソリン給油所は電気がないために給油不可能となった。携帯は電源切れですぐに動かなくなった。停電でテレビもラジオも動かず、携帯はすぐ電気切れ。何がどうなっているのか、おおくの人々が分からなかった。★道新9月29日33頁によると、9月6日当時札幌市内にいた外国人は約5千人と見られる。いったいこの人々がどのような状況に置かれたか、可能な限りでの検証がいま急がれる。(同じことがまた起こった場合どうするんだ。)うち約千人は、札幌市が用意した避難所を利用したとされている。★道新のこのおなじ記事に、JR札幌駅至近のいくつかの民宿、ゲストハウスが、1箇所について百何十人も、施設を無償開放して救護に当たったという。堂々のふるまいではないか。(いわゆる正規の旅館・ホテルが、災害時にどう機能したか、早急にリポートすべきだろう。台湾領事館が山鼻地区にあるが領事館は当時山鼻地区にいる人々・多くが中国人だと思うが・に避難施設を用意したという。)★個人経営の元来は小規模の民宿、ゲストハウスなるがゆえに、この快挙が可能だったともいえる。ビルの場合、停電と同時に水が止まるのだ。そして、実に多くの「正規の機関、施設」が、実は9月6日と(さらに9月7日を)休みにして、社員が出勤していなかったのではないか。社員がいない会社がまともに機能するはずがない。(実は多くの不動産管理会社は、社員が会社に出勤していなかったと思うよ。管理会社傘下の管理物件で起こっている事態にどのように対処したか、いまリポートしたらよい。)★今回の緊急事態。個人経営の民宿が意外にも強力で健全な働きをしたことが分かった。ちょうど大停電で、小さな調整的発電所が極めて貴重な役割を担うことが明瞭になったのと軌を一にする。「正規の」方々、今後の教訓にしていただきたい。