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2018-09-08 00:07:00
2018年9月8日・土曜日・曇り・札幌。★今回の地震のネーミングは「北海道胆振東部地震」ということになるようだ。9月7日の道新夕刊がそうしていた。いっそ「苫小牧東部地震」(苫東地震)とでもいえば、多くの人にわかりよいだろう。私は6日(木曜日)早朝、この震度7の地震に札幌で遭遇して「震源地胆振中部」と聞いた時、とっさには函館の近くかと錯覚した。本州の方々はどこだかなかなかわからなかったろう(ひょつとして今でもわからないのではなかろうか。)★この地震の本当の被害は、地震をきっかけに全道を襲うことになった停電である。現代生活は電気の上に築かれている。電源を失うと人類の生活自体が麻痺してしまう。(自家発電しようとして事故死した人が昨日道内で2人出た。)携帯も高層ビルの給水もテレビもパソコンも冷蔵庫もみんなダメ。給油も電源がなければ能率最低。信号機も麻痺。ついさっきまで全道でほとんどの交通機関が止まっていた。「全道停電解消に1週間かかる」と担当大臣は言う。北海道が近代戦をどこかの国とする場合を想定すると、相手国は「厚真火力発電所」に一発通常爆弾を落とせば、この一手で北海道全体のシステム的(というか、たいへんにアナログ的な)仕組みが麻痺して「平時ですら」全道1週間停電と麻痺してしまうというわけだ。国防だの憲法改正だのナンセンスだろう。その前にこの「教訓」を徹底して解決してほしい。