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2018-07-23 12:49:00
2018年7月23日・月曜日・晴れ・札幌。★今日は朝からテレビ各局は、日本列島猛暑化による身近の、信じられないような、話題を報じ続けている。なんでも関東の都市は、いまとんでもない暑さだという。が、関西の暑さは、いま常識を超えたものになっていると。今から数年前までは、確かに40度の猛暑という例が本州になかったわけではなかった。しかし、そういう地点は非常に限定されていたのではなかったのか。たとえば岐阜県多治見市とか。いまや本州は多くの都会が多治見化したのではないか。気候の変動が「後戻り不可能」なほど定常化していると見通すのなら、日本は国運を賭けて思い切った対応策を取るべきだろう。一個人、一都市の問題ではないからだ。わたしは北海道への夏季集団移住をお勧めする。はやく決断しなさい。この決断は、一個人でもできる。一家族でもできる。あるいは一つの部落でもできる。★ただ、現状、北海道に住めば、収入は本州より低くなるだろう。すでに本州でたんまり儲けた人ならいざ知らず。★今朝の道新、読んでびっくり。道新2頁。「ハザードマップて何?区域別に災害予測・被害範囲を明示」。札幌市主要部のハザードマップが掲載されている。河は、豊平川だね。この地図、あまりにも縮小されすぎていて、「札幌市主要部」であることは一見容易にわかるが、「どこがどこ」というところは分からない。★「札幌市 ハザードマップ 洪水」として、ウエブ上で検索してみた。そして手に入れた(つまりダウンロードした)マップをみて、がっかり。「なんだ道新に載った地図同様に小さい地図ではないか。」わずかに余分に得られたのは、地図の左端の「凡例」がかろうじて読めるようになったぐらいか。それにしても手に入れた地図は、道新の地図よりはね地図の中の各箇所の地名が判読できるだけまし。土地勘がある者ならなんとかこれで地図を読める。これに道新27頁「避難指示ダム放流5分前」という記事からえられる情報を加えて、ようやく次の判断にいたる。★「千年に一度」という洪水が豊平川にあふれたときには、札幌市中心部は、「黄色表示」すなわち「0.5メートル以下」の水没となる。★わがアイランドコーポは、この「千年に一度」の洪水に際して如何に。(考えてくださいよ。東日本大震災は、貞観年間以来、つまり略千年に一度の災害だった。いま西日本で岡山県と愛媛県に起こっている災害は、これも千年に一度級だ。つまり千年に一度とは、現実的に十分に考えられる頻度というわけだ。)豊平区側には一応洪水はない。しかしごく一部、わがアイランドコーポ周辺は「黄色帯」すなわち50センチ以下の水没ちいきだ(たいへん残念)。南19条大橋から幌平橋までの区間の豊平区側の地域中心に「黄色帯」に塗られている。住民の皆さん、いざとなったらどう逃げればいいか。河から遠ざかるように、南のほうに、お逃げください。目印。北海道病院JOHO.。(ただ、私はこのハザードマップをみていて呆れかえる。その位置に「社会保険中央病院」と書いてある。たしかにずっと以前はそうだった。お役人は時宜に合わせて記入を書き換えることすらしていなかった。いざハザードにさいして住民が社会保険病院をその辺で一生懸命探しても見つかるはずがない。)★この「黄色帯」は北は北大付近にまで及んでいる。当方管理下のアパートの住人に、危難の際にどう指示すればいいか。とにかく北へ逃げればよい。北15条は『黄色帯』のほぼ北限だ。いっそ母校北海道大学へ逃げ込め。北大には黄色帯が及んでいない。★さてどのようなときに、この「千年に一度」の洪水になるか。道新27頁。「西日本豪雨氾濫した愛媛・肱川」という記事が答えを教えている。肱川上流のダムが豪雨を支えきれなくなって、数度の緊急放水でダムを救った。その結果である。ダム---河川という治水システムは全国いたるところにある。ダムを頼んで、河川護岸を長い年月手抜きしてきた。それがこの「千年に一度」の豪雨状況で破裂した。事態を直視したまえ。★札幌市は豊平川上流に豊平ダムを維持している。ダムー河川という治水構図は肱川とぉなしだ。このまえのクマ出現騒ぎ、クマが豊平川と真駒内公園を自由に行き来するというのなら、ひょっとして河川護岸がそのへんの地点で「予算不足」で大手抜きされていないか。★ダム--河川という治水システムの徹底的見直しは、大ごとではあろう。しかし現実を直視して対応されよ。大昔から治水は国事の基本という。中国殷周の時代からそうだった。これをいいころかげんにする政府は、もつはずがない。しかも今回の西日本の災害、あなた方の選挙区で起こっているのじゃないの。