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2018-06-09 10:59:00
2018年6月9日・土曜日・曇り・札幌。★日本ハム対DeNA戦。午後2時。テレビHBCとBS-ТVS。ラジオHBCとSТV。★エンジェルス対ツインズ戦。午前9時。テレビNHK、BS1.。★今日の道新「卓上四季」1頁で、企業の新入社員の1年目の退職可能性が恐ろしく高いという。転職検討中の人が43%というのは、従来の常識からみれば確かに高い。働く者からすれば、待遇改善が自分のほうから容易にできるものではない以上、「やめて、他を探す」のが絶対的な選択肢になる。他方会社のほうは、自社の都合で働いてくれる人間を探すしかない。こうして日本もまた、米国型の流動性の高い雇用・被雇用社会に向かって動いてゆくのであろう。★米朝会談を前にして、事柄がどうなってゆくのかという記事が、道新の驚くほど大幅の紙幅を取っていた。読んで思うに、事柄はいたって単純にして、かつ複雑。★従来は長い間、拉致・核・ミサイルの包括的問題解決を目指して、最大限の制裁を北朝鮮にかけ続けるというのが、「国際合意」であったはずだ。しかし4月の画期的な南北朝鮮会談以来、事柄に、明らかなシフトが起こった。南北朝鮮融和と同時並行して拉致・核・ミサイルが進むのだろうという逆転である。★今回のトランプ・金氏の「ディール」では、この二人の都合にも合わせて、いいところ取りの「画期的声明」をするか、あるいは突然談判破裂するかという具合のことしか想像できない。「朝鮮戦争終結宣言」と「とりあえず米本土にも届くようなミサイルの即時破棄」あとはスケジュールだけ話し合っておく、というぐらいが、うまくいった場合の今回の「ディール」の結末ではなかろうか。★もしこれが現実になってしまえば、日本の現内閣の従来の外交方針とはすっかり齟齬しているので、日本としては急遽外交方針の練り直しを必要とするだろう。つまり「正常化」が先で、それから段階的に拉致・核・ミサイルを解決することになるからである。トランプ氏はこれでノーベル平和賞にノミネートされ、今年秋の米国内の選挙でも有利な立場に立つだろう。トランプ氏のディール(外交交渉)の成功ではないのか。良くても悪くてもこの男は、この程度の人物であろう。G7のほうは、自分がいてもろくな結果は得られそうもないから、欠席しておくんだと、まー大変直線的な人物だね。