インフォメーション
2018-06-08 23:21:00
今度のG7の議長国カナダが、アメリカ・フアーストの貿易政策(鉄鋼・アルミの高関税やきたるべき自動車の高関税)および世界の核政策(イラク核合意破棄)に反対するという点で、EU(4つの代表権)と日本を語らって、G6としてトランプ米国と一線を画すという。トランプ米国が態度を変えなければ、だ。図らずもG6というまとまりで、世界の外交秩序を考えるという仕儀になった。★たまたまこうなったように見えるが、前代未聞の局面であろう。仮に、だよ。このG6で世界を語るとしたら、カナダはNAFТA諸国(メキシコやブラジルや)にも思いを致さねばならぬ。日本はAPEC諸国(環太平洋諸国)にも思いを巡らさねばならぬ。EUは、中近東とアフリカ諸国にも思いを巡らさねばならぬ。☆G6では扱いにくい国は、ロシア、中国、インドだろうか。★こういう世界外交の局面を、日本の現内閣は対処できるだろうか。「日米同盟」だけでは答えにならないからだ。結局台風の目になっているのが、トランプ・アメリカの、アメリカ第1主義なんだが。アメリカ第1主義とは、アメリカの国内利害ばかりで成り立っていて、アメリカ以外の外国とのすり合わせが全然ないのではないか。