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2018-06-06 22:48:00
セパ交流戦、今般は対広島戦で、日本ハムは3対4の惜敗。そりゃあ時には負けることもある。しかし今晩の負け方はじつに詰まらなかった。日本ハム、1回表に3点もとる。しかしそれ以上は日ハムは取れなかった。広島は9回まで2点とっていた。9回裏、1点差で広島の攻撃。日ハムの投手はトンキン。日ハム先発上沢はたいへん好投していて、8回まで広島を2点に抑えていた。さて、その9回裏。1死の後、4球でランナー1塁。次の打者、平凡なピッチャーゴロ。トンキンこれを捕って1塁へ弱い球を投げた。この球は間に合って、すつかりファースト中田の体に向かっていた。この球を中田が握れないとは。しかもご丁寧にすっかり後逸して、中田がなすところなくその場にいるとは。(中学生でもこの球は捕るよ。)ついにランナー1、3塁。そのうちに相手のヒットで相手に2点入って、サヨナラ。(そういえぱ中田にはその前にも妙なプレーがあった。相手のフアーストゴロを、まだ1塁ベースに間に合いそうもない上沢投手にトスした。もちろん間に合わない。トスしないでそのまま1塁ペースに中田本人が必死にかけこむほうがいいと見えたが。中田はとっさには体と神経が動かないようになっていたのか)★こういう試合について、日本ハムは後でどういう反省をするのだろう。監督栗山さんは何を考え、何をするんだろう。(急遽、清宮選手を2軍から呼び戻すのかな。いわずと知れた、1塁清宮である。何番だろう。)★私がこういうことを言う立場にはない。私は忘れることにする。★栗山秀樹『覚悟』KKベストセラーズ、2012年、を読むと、この本で栗山さんは勝って調子のよかった話ばかりしているわけではない。(そういう話のほうが筆が乗るが、実は何の役にも立たない。)この本の中で多くを占めるのは、負けた話、困った話のほうである。第4章「失敗は、成功への一里塚」は、負けた話ばかりである。負けた試合は無数の生きた教訓に満ちている。この教訓をいかんなく学ぶ者こそ、来るべき戦いの勝者であろう。この筋道を体に叩き込んでいる者こそが優れた監督なのではあるまいか。いやさ、釈迦に説法か。「勝ち戦を勝ち切るのは至難の技」