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2018-05-31 23:28:00
2018年5月31日。東京ドーム、日本ハム対巨人ジャイアンツ最終戦。私は残念ながら4回からしか見なかったが、立派な試合を堪能した。★NHKBS1では、投手が投げる際にストライクゾーンを四角く括って映像上に示す。投げた球がストライクかどうか、テレビを見ている人に見やすい。打者がボールに手を出すときにはたいてい打者の失敗。ストライクなら打者はどう対応するか。バッテリーのこういうやり取りが分かりやすい。日本ハム村田投手の6回までの投球、独特の変化球が多いようだが、3球目にはたいてい1ボール・2ストライクと、ピッチヤー有利のカウントに持ち込むという好投。6回まで1失点で巨人を抑えていた。(日ハムは3点とっていた。)これが以前巨人にいて、巨人から日ハムに移った選手だ。小気味よい投球と評すしかない。(今日お立ち台に立った。)★その後巨人、日ハムそれぞれ1本のソロホームランが出たが、大勢は変わらず。4対2で日ハムの勝。日ハム2勝1敗で緒戦を飾った。★セパ交流戦は、3試合をセリーグ側の球場で試合すると、次の3試合はパリーグ側に移る取り決めという。だから日ハム次の対中日3連戦は、北海道に戻って札幌ドームとなるだろう。★それにしても日本ハムの対巨人戦は、いつも特別の感慨に包まれる。もともと巨人のキャパシテイが大きく、日本ハムのそれは小さい。横綱と小結を並ばせたようなものだ。言葉は悪いがその巨人から落ちこぼれてきた選手たちが、現日本ハムの看板選手として光っている。今日の村田投手しかりだが、2番を打っている大田選手などもそうだ。よく代打に起用される矢野選手もそうだ。東京ドーム・対巨人戦は、独特の思い出に包まれる。★だが、野球は競い合いだ。彼我対等の戦いだ。北海道は昔、巨人のフアンが多かった。それが近年日本ハムフアン一色になっているのも、「乏しい資源をフルに生かす」日本ハムの懸命の戦いに、北海道民が共感しているからである。(往時の日ハム・ヒルマン監督のころからそうなった。)しかし北海道の人間は、往時の巨人への思い入れも忘れていない。