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2018-05-29 10:35:00
作家村上 龍氏の『希望の国のエクソダス』が、本州の中学生が「反乱」を起こして逃亡して作る理想の国を野幌なり若葉町なりに擬したことでは有名になったが、現実の江別はこれまではぱつとしなかった。江別市立病院の医師全員が「逃亡」してしまって通常の診療が不可能になったことがあるなど、惨憺たるイメージもあり、地価などは「二束三文」という有様だった。しかし近年、江別市は様相を変えつつある。北海道の人口が近年減少を続ける中で、江別市は1位の札幌市に続く堂々第3位の人口増加率になっている。いまの江別市は、ちょっと通りかかるだけで容易に観察できるところだが、いたるところで道路建設・道路開通の工事をやっていた。(大体は南北に道路を開通させる工事)いつの間にか大きな規模の店舗が意外な場所に建って営業している。(将来の発展と現在の低地価とを睨んでのことと思う。)★野幌、若葉町にも、「意外」のことが起ころうとしている。百何十棟という大団地が突如誕生しようとしている・目下整地している・が、その大団地の予告看板が道端(地図には伊達屋敷跡という古風な地名がついている)に建っているから、通りかかった人はパンフレットでももらうとよい。また、廃校したばかりの理工学院(酪農学園東北角)の校舎を誰かが買い取って、改修工事をしているが、ここに突然「意外」な「経営」が登場するらしい。地元の情報筋は、ここに来るのは関西系の某幼稚園であり、その経営主体は某教会であるという。★私は以前、千歳線は旭川へ向かう道民にとってはたいへん無駄な回り道を強いていると書いたが、道路はどうなっているか。いま苫小牧・千歳から札幌に向かう高速道路は、JR平和駅北方で、札幌から旭川へ向かう高速道路と接続している。しかしだ。この札幌から旭川へ向かう高速道路は、江別市で、「さっき述べた若葉町の予定大団地の付近へやってきて、ここから旭川方面に向かっている」。この大団地はこの高速道路と密接しているから、この高速道路に密着したバス駅を造れば、団地住民(ともちろん江別住民)は、札幌十数分、旭川1時間で連絡する。★いま北広島に北海道日本ハムファイターズ新球場を数年後に作ろうという計画が進行している。なぜ江別市民は、北広島と江別を高速道路で結ぶという発想を取らないのか。そうすれば苫小牧・千歳から北広島を経由し、江別市を経由して旭川市へ向かうという夢の高速道路大動脈が成立するではないか。(むろん同じ線は札幌にも向かう。)★外山不動産さん。江別の発展のために、大いに智恵を絞ろうではないか。★それにね。もし石狩港をめぐる循環鉄道(道路でもいいが)を江別に持ってくれば、江別市は道央の要所としてひょっとすれば札幌市を凌ぐかもしれないよ。(もし日ロ平和条約が成って日ロ国交が正常となれば、石狩港は大変な要地になる。石狩港循環鉄道は故町村信孝衆議院議員の構想。)★そうすれば江別の地価は「通常」のレベルまで「暴騰」するだろう。たまには夢も見なさいよ。