インフォメーション

2018-05-09 08:49:00
2018年5月9日・水曜日・札幌。曇り。★日本ハム対オリックス戦。午後6時。京セラドーム。テレビはNHK、BS1とHBC。ラジオはHBCとSТV。★特に一言。エンジェルス戦はこれまでNHK、BS1で午前10時あるいは午前11時によく見られた。しかしもう載らないらしい。★最近大谷翔平選手の二刀流の活躍は、一般ニュースとスポーツニュースになってあちこちでよくみられるようになった。国民的ニュースになってしまったのだ。★「スポーツ1」から「スポーツ4」までの有料テレビ放送がある。この「スポーツ3(244)」と「スポーツ4(245)」ではエンジェルスの試合が見られる。しかし私はこの有料放送は見ないし、この場所での紹介もしない。最近はなはだしくなってきた日本の格差社会で、このブログでは、「誰でも共に語れる」線でしか物事を取り扱わないようにしている。★私は以前ボストン地区にかなり長く滞在したが、この地元でさえ地元のボストンレッドソクスの試合を公共放送(テレビ)では見ることができなかった。ボストンレッドソクスの試合はケーブルテレビでしか見られなかった。ボストン地元の公共テレビ放送は、その時のエンターテインメントなぞほとんど流していなかった。当時そこから毎晩流れていたのは「ハネムーンナー」という何十年も昔のテレビの人気番組の再放送であった。収入皆無の人間はこういうものでも見て時間を潰していればいいのだということなのだろうか。「ああ、日本はこんな社会になってほしくないな」と当時私は思っていた。しかし現在の日本のテレビのありようは、当時のボストンの環境に類似してきた。★アメリカという社会にはこういう一面があるのだ。しかしアメリカの名誉のために別のことも書いておく。当時ボストン美術館は(ふだん結構高い入場料を取っている)金曜日の午後遅くなると、ボストン地区の学校(いかなる学校でも)の学生は身分証を見せれば無料で入館できるという慣習があった。どうせ閉館までせいぜい2時間しか時間がないが、ある特定の展示場(たとえば東洋美術コーナー)だけ見るのならば十分である。またボストンの市電は「アウトバウンド無料」(ボストン中心部から外側に向かう便が無料)という「習慣」があって、この習慣に従ってボストン美術館にただで市電に乗っていた。(その代わり帰りは、広い空地をはるばる歩いて帰ったが。この空地の途中にボストンレッドソクスの球場があった。試合の入場料は私には高くて入場しなかったが。)たいへんな格差社会だが、気を付けてみていれば、貴重な機会が無料または低価格で利用できる場合もあるという社会である。当時ボストン大学は施設をほとんどただで(電気料もただで)教養的フリースクールに貸していた。私はそこでいくつか学ばせていただいたが、その中にアメリカン・サインランゲジがあった(アメリカの手話である)。