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2018-04-24 13:22:00
2018年4月24日・札幌。この題名は何かというと、これは英国が公的に行っているThe Open University、通信教育の学習ガイドです。私が持っているのは1995年版。この通信教育を履修するためには、どんなことに注意して学習したらいいかを、事細かに述べております(もちろん英語で)。内容の各章の題だけ参考に書きましょう。1.Getting started 2.Reading and note taking 3.Other ways of studying 4.Working with numbers 5. What is good writing? 6.How to write essays 7. Preparing for examinations という具合。248ページの薄い冊子ですが、学習の知恵が(英国の通信教育だから、英語で学習するわけで、いやおうなく英語学習の知恵が)びっしり詰まっています。この宝物を私は古書店で105円で買ってきた。★何しろわがルームドクターズ社の定款には、日本人が「海外で受講する通信教育のサポート」という一条が入っているのです。こういう本こそ丁寧に研究しなくちゃ。(今春ヨーロッパからアイランドコーポに入居するはずだったお客さんは、海外での通信教育にわがこととしてかかわる人だったから、ヨーロッパの通信教育事情など伺えると思っていたのですが、いらっしゃらなかったので、残念)こういう本をネタに英語学習の談義をするのならブログネタは延々と続くでしょうが、版権上ちょっとやりにくい。私はこれを悠々と何週間もかけて少しずつ読んできました。各章の題でお気づきになったと思うが、writingに非常なスペースが割かれているし、またwritingのところが含蓄があって非常に難しい。(それはそうだ。通信教育の評価はリポート提出が大きな部分を占めるからです。)最近ようやく日本の高等教育機関の英語教育にも、パラグラフ・ライティングの指導がそれなりの比重を占めるようになってきたが、そこで取り扱われている教育内容は、ごく形式的で、「薄手」ですね。和英辞典必携で、やらかしている英文では、とても無理です。単語単位でも、語句単位でも、文単位でもなく、最低のところでもパラグラフ単位で英文を書かなくては。こういう発想の場合、口頭のスピーチなどは比較的に楽にこなせます。