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2018-04-16 00:11:00
それで、こういうことになるのです。ひとつには、古語の学習で、限られた仕方だが、平安朝などの文物を再現しています。他方で英英辞典を使ってハリーポッターのような児童文学に親しんでいます。こういう学びというものは、それ自体たいへんな時間の浪費であって、だから今まで私はあまりこういうことができなかった。しかしこういう学びは生活に余裕を与えるし、ものを書くきっかけも生じます。(私はBの鉛筆でまず反故に縦書きで走り書きする。それを後で電子的に転記します。電子的にまとまったら、反故のほうは捨てます。)私、思うに、科学というものは、往々内容が空虚化しています。これをもし単純に実と思うのなら、その科学は迷信のようなものです。科学が「前進」しても、その前進は空虚をますます増やしかねない。★ことばの学びは、その空虚を反省するよすがだと思います。