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2017-10-07 22:54:00
20171007観光よりも低所得者の住居を守りたい ★安部内閣の「岩盤規制突破改革」とされているものの一つに、外国人観光客の宿泊引き受け促進と、民宿にかんする従来の規制緩和、というのがある。 私はこの趣旨に反対ではない。 この問題は、全国では非常に温度差がある。関西、関東、九州などであれば、問題がすでに過熱していよう。岩盤規制改革もへったくれもない、早急に緩和しないと地域が崩壊してしまう。 だが、北海道では、それほど大騒ぎしなくとも、別に地域は崩壊しはしない。 ★それにしてもこの問題については、年数とともに大きな問題が浮上してくるだろう。 空きスペースが外国観光客の受け入れに集中してゆくにつれて、大都会で従来低所得者用に住居として使われていたところが徐々に侵食され、ついには、低所得者が借りられるアパートが大都会ではなくなってしまうという現象を生じるだろう。実際この問題は、すでにEU各国の大都会に発生している。 ★私は政府方針とは逆に、従来低所得者用として活躍していたアパートの部屋を、相変わらず低所得者が利用できるように、あえて特別の工夫をこらそうと思う。 別に観光日本という方針に反対しているのではない。しかし日本人低所得者の便宜を図ることを、あえて優先的にしようというのである。 ★さしあたり、札幌市に冬季間の労働を求めて来札される方々に、とくに借りやすい条件でお部屋を提供しよう。もちろん札幌市内の方が来られても差し支えはない。特にアイランドコーポをお貸しするが、場合によっては他のアパートもお世話しよう。