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2017-09-16 20:45:00
『めぞん一刻』第6話 「春はショッキング 響子さんの秘密」 ★5号室の住人五代裕作君も、この春から大学生。大学自体が別にそう面白いところでもない。がら空きの講義に出席した五代君、寝ぼけて、「明日は模試だ」と叫んでしまった。教授に、「君、予備校に帰ったら」と言われてしまう。(私は、逆の思い出。大学に合格して、英語の授業に出席したら、某予備校の名物講師が英語の授業をしていた。この方の「本籍」はここの教養部の英語教師だったのだ。私は一瞬、予備校に逆戻りした思いをしたよ。)★一刻館のオーナーだという爺さんが、孫と上京してきた。一幕のやり取りから、この爺さんの息子が「惣一郎」で、響子さんの夫。新婚後わずか半年で惣一郎は死亡し、響子さんは「気を紛らわすために」、この一刻館の管理人になっている、ということが判明する。やはり響子さんは未亡人だった。★私の独り言を続ける。この某国立大学の教養部の英語授業というのは、およそ浮世離れしたもので、ある教師は、英米人ですら読むのがむずかしいというテクストを指定して、1回の講釈に毎回数行しか進まない。別のある教師は、一度もテクストに触れたことがない。開口第一声「まーDHローレンスは」で始まり、毎回ローレンス論をひとくさり。この某予備校講師だけが「実際的英語授業」をした。しかしいま私の思い出に残るのは、予備校講師さんではなくて、「浮世離れ」していた方々のほうだ。