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2017-08-28 15:26:00
私は時事通信社『家庭の医学』1996年というのをブックオフで買った。200円。病名が明瞭な時には、索引から病気の説明と対処方法がわかる。たとえば、痛風の場合、痛風と索引で引くと、そこに複数か所の参照ページ名が書かれている。私なら、例えば伝票用紙に、主題 痛風、参考書『家庭の医学』、参照ページをすべて伝票に記入する。(主たる参照ページだけゴシックになっているから、そこを最初に読む)読み終えたページを鉛筆でバッテンする。全体の簡潔なまとめを自分の言葉で伝票の裏に書く。これで十分にわかる。(もっとも、すべてがわかる必要はない。病院で診察してもらう準備行動にすぎない。医師と病院の説明不足が当然にあるものとあきらめて、まえもってアウトラインを知るだけだ。)ただ、痛風というのは、比較的に単純でわかりやすい病気のようだ。★ところが前記わたしの家族の場合のようなのは、簡単ではない。これが「脳・脊髄・末梢神経・筋の病気」に属するだろう。「神経」が「脳」「脊髄」「末梢神経」と伝わってくるがその過程がどこかで、何らかの理由で、切られている、たぶん「末梢神経」じゃないかと見当をつけて、その辺を『家庭の医学』で丁寧に読む、という程度だろう。(きっとここが神経内科の守備範囲なのだろう)読んでゆくと、それがどういう具体的な病状になるかはずいぶん複雑怪奇で、神ならぬ身の(もちろん医者は神ではない、合理的因果関係を辿っている人であろう)たぶんにわかにはわかりようがない。★この程度の「予習」で担当医に会えばいいのではないか。★しかし病院は1億数千万人の患者がみな「予習」してこなければ義務を果たせないのか。 病状を患者本人がとっさに説明できなければ、札幌を離れてどこかにいた場合に患者が病院に説明できないから困る。(適当な説明文書を病院が患者に渡して、患者に所持してもらえばいいのに。)