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2017-08-28 10:18:00
日本ハムファイターズの対楽天イーグルズ3連戦が終わってみると、楽天打線の致命的な弱みと、日本ハム打線のバランスのよい強みとが、よく分かった。★楽天打線の性質は、3人の外人打者の強さに、あまりにも依存しすぎている。この3人の外人を生かすように日本人選手が配置されている。(こういう発想は、一時的なものならいいが、シーズン通してこれではとてももたない。しかしこれが梨田監督の発想だったのだから、しかたがあるまい。これがうまくゆかないときには、梨田監督が責任をとることになる。つまり、辞任。そもそも強力な助っ人外人を球団に要求したのは梨田氏その人だった。)対する日本ハム打線は、例の西川、松本、大谷、中田、レアード、大田、横尾、だが、なかなかいいじゃないの。(この全員があわよくばホームランをうちかねないところがスゴイ。それにまだ近藤が残っていたね。)★強力3外人が立役者なら、たとえば相手チームは、この3人にすべて4球を与えてしまうだけでも、打線は対処に困る。アマダーなんか、塁にいても、盗塁もできまい。★パリーグ全体を振り返ると、いつの間にかソフトバンクは独走態勢に入り、楽天は落ち目だ。(オリックスはすでに失速している。)今後存在感を示すのは、埼玉西武ライオンズではなかろうか。★2016年の日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズ。二度と栗山日ハムに美味しい思いをさせるものかと、歯ぎしりして今年を迎えた最たるものが、楽天とオリックスであったろう。(これはある意味で近親憎悪でもある。)★それにしても日本一は、簡単には取れない。日本ハムが2016年日本一チームをいったん全面的に見直し、新たな日本一チームを組み立てる「暇」を、2017年前半が与えたと思うことにしよう。どうです、栗山さん。さあ、前後裁断(禅語)だ。