インフォメーション

2017-07-29 00:48:00
「薬はそもそもが人体にとっての異物であるから、飲まなくてよろしい」これは確かに立派な判断です。人は薬を飲む際にせめて一度はこの「原理」を顧慮してよろしい。しかしそういう私にしても、実際には月額6000円程度の薬代を使っております。(願わくば、この程度の範囲にとどめたいものです。)毎月のように吟味して、どうしてもこの薬を飲むのか、一考しながら、用いています。緊急の必要があってしかるべき薬を飲むのは、当然です。しかしその「当然」の場合でも、早く辞め時をつかむわけです。★私は病院と医師にたいする尊敬の念はあるが、しかし病院と医師を決して神のごとくは見ませんぞ。薬についても同様ですよ。(ただ、食べ物なのか、薬なのか、境界がはっきりしないケースもありますね。りんご酢健康法など、飲み物の範囲ともいえます。)★病気の種類によっても、対応が違います。たとえば歯科です。歯の治療というのは、高級なものから並みのものまで、ぴんからキリまである。「美容」など考えていればいくらでも高額の「治療」になる。★たいへん皮肉を申し上げるようだが、歯というものは、歯科にせっせと行く人ほどどういうわけだかますます歯が悪くなっているような気がしてなりません。私はこういう「節度」で対応するので、歯がたいてい維持されていますよ。★思うに歯科にせっせと行く人は、「せっせと行っている」事実に満足して、ご自分自体としては不養生なのではあるまいか。そこへゆくと「歯科をないがしろにする人」(まさに神をも恐れぬ人のようなものだね)は、すべて「自己責任」である以上、甘いものを食べた後など一生懸命養生したりしますよ。