インフォメーション

2017-06-05 17:39:00
2017年6月5日(月曜日) いまウエブをみていたら、「告発前川氏を文部大先輩が一喝・文部省の態度を反省すべき」という、夕刊フジの記事が載っていた。いまや全日本的なホットニュースとなった、四国今治の、加計学園獣医学部新設の話題である。★私はいままでこの加計学園問題には何も発言しなかったが、このホットニュースを聞いていて、どうもよくわからない疑問がひとつあった。いったいこの定員160名という日本では前代未聞の獣医大学部が、どうして四国の今治に新設されなければならないのかという点である。(関西方面にどうしても牛や馬を扱う獣医師の養成機関が必要だというのなら、九州にできるというのなら、わかる。九州なら牛も馬もかなりいるので。)私の疑問は、今治というところは、そんなに牛や馬の多いところなのか、牧場の多いところなのか、という疑問である。なお私のいるところは、「牛や馬の多い」北海道である。(牛や馬の獣医師が不足しているというだけの話なら、北海道江別市の酪農学園大学獣医学部に、その旨を含めて、定員増を認めればいいだけではないか。)★この夕刊フジの記事では、2010年まで愛媛県知事を務めたという加戸さんが、「現に知事在任中に困っていたのが、牛や馬などの動物を扱う公務員獣医師が不足していたことだ」と述べているとしているからである。この夕刊フジの記事には目新しい材料はほとんどなく、ただこの加戸前知事の「牛や馬などの動物うんぬん」の言があるだけである。★だから私は、ずっと前から感じていた疑問をぶつけたい。いったいこの四国今治というところは、なんならもっと広げて、四国の愛媛県としてもよいが、これがそんなに全国有数の「牛や馬」の多い場所なのですか。牧場の多い場所ですか、ということである。