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2017-05-11 02:20:00
北海道文化放送配信で5/10「空きアパート小樽市が借り上げ、子育て世帯に市営住宅並み賃料で新サービス始める」という記事がウエブに出ている。良い工夫だと思う。★「小樽駅や小樽築港駅周辺など立地条件がよいところ」で、「民間アパートを1棟丸ごとか1フロア単位で借り上げ」、「未就学児童がいる低所得の子育て世帯を対象に、市営住宅並みの賃料で貸し出す」、「借り上げの条件を1981年以降に建てられた2LDKや2DKの賃貸住宅」等々で、「今後3年間で30棟ほど借り上げる予定」とか。小樽市役所でアパートオーナーへの説明会を開いたようだ。★そもそも市はアパートの土地・家屋からの不動産税を得ているハズであり、不動産税収入は市予算の3割ぐらいにはなるのではないか。他方空き家か空き家に近くなったアパートが市内にごろごろし、不動産税額への不満などが普段から渦巻いているとおもう。★市の方が値ごろを決めて、子育て世帯や生活保護世帯、身障者世帯などに有利にあてがうように工夫すれば、よい社会政策になると思う。都市の荒廃を未然に防ぐこともできる。「条件」は市の方がいろいろに提示すればよい。値段だって別に市営住宅なみでなくともよい、もっと低い価格水準でもやりようでは応募がえられよう。生活保護世帯などはもともと支給できる公費が厳しい予算制限下にあるはずなので、もっと地方行政機関が工夫すれば貸す側に喜ばれ、借りる側にも喜ばれ、市にとってもたいへんな予算使用上の工夫になるような施策が十二分にありうるように思うよ。いかがですか札幌市も「主要交通機関5-6分以内」の「2LDKまたは2DK」で試みたら。激安予算企画でね。空き家同然のこういうアパートが、それを必要とする住民には向かわず、外国人向け無届の民泊民宿に流れるのは時間の問題です。それを例えば安く子育て世帯や生活保護世帯に渡す工夫をなさったらどうかというのです。