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2017-04-13 23:26:00
さっきの話よりはもっともらしい、賃貸物件の価格提示は、これもたいてい「東京の者」というのが提示している。実際にネットに、こういう基準で示している者がいる。★土地の価格としては固定資産税の基準となる価額で考える(これは固定資産税の納入書に示してある)。物件は10%以上の収益のある賃貸物件を希望する。もしこの物件を、たとえば年収50万円なら建物価額500万円と評価し、それに固定資産税の基準となる土地価額を加えたものを全体価額とすれば、前回に書いた評価方法とそう違わない価額になるかもしれない。この場合も「建物瑕疵」はどういう扱いになるのか未知数だが。★固定資産税の基準となる物件価額は、もともと課税用であり、「現に賃貸物件として運用している」ことが前提になっている。相続税の時にもこの評価が使われるので、これまた重要な基準であろう。そして固定資産税の納付書にしめされている金額なので誰でもすぐわかる。(固定資産税の基準にされている土地価額は、賃貸物件だから適用されるもので、路線価と比べればその何分の一かになっているはず。だからこの額自体を賃貸物件売買の基準にするのは乱暴であろう。そもそも買った者がかならず賃貸に使用するという前提で売買するというものではない。使途自由のはず。)★すべて便宜的目安なんだと言われればそれまでだが。