インフォメーション

2017-03-28 15:45:00
過去1年を振り返ると、日本中に前例のない民宿ブームが爆発していることが、思いを集める。日本に来遊する外国人観光客が年を追うごとに激増しており、それに対応するには、従来のホテル・旅館数が追い付かないのだろうと察しられる。★だから民家やアパートの空室を生かした簡易ホテルと民泊による対応が盛んになるのは、いわば理の当然。また、観光客が望む「日本での生活体験」が、従来の日本のホテル、旅館ではとうてい達しようもない「奥の深い世界」だから、長い将来を思うと、将来は日本の民泊が従来のホテル・旅館をすっかり食ってしまうだろうことは、いま容易に見通せる。民泊のほうがはるかにフレキシビリティがあるからだ。★当方は次のことを今のうちに憂え、その対応の方に工夫を割こうと思っている。どういう「憂え」かというと、都会地のアパートと民家が一斉に「奥の深い」観光客民泊ビジネスに向かってしまうと、都会地の極めて低所得の日本人勤労層がいずれ低価格アパートからすっかり締め出されてしまうだろうと憂える。(これは現実にヨーロッパのドイツやフランスの都会部に起こっている現象である。)★当館アイランドコーポの、従来の不動産業の常識をすっかり変える「低価格・敷金なし・保証人なし」の「シンブルライフプラン」は、そういう考えなのである。★簡易ホテルや民宿に興味がないのではない。しかしもっと長い目で物事を考えている。