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2017-02-09 19:57:00
今週末本州各地に大雪の恐れありとの天気予報がでている。北海道の人間はそれに対してにわかに何ができるということもない。雪にたいするいくつかの工夫だけでもお伝えしたい。★1 雪処理の用具。テレビなどで見ていると、積雪処理の為にシャベルやスコップを持ち出す様子が映っている。シャベルやスコップは「土堀り用具」だから本州でも身近にある用具だろう。しかしこの用具は重すぎて(そのわりには一すくいで掬える雪の分量が少ない)、くたびれる。北海道の雑貨店では「雪はね」という、より軽いプラスチックの用具を売っている。駅や学校など、短時間に除雪する必要のある所は、この雪はねをふだん用意なさったらどうか。北海道では、「ママさんダンプ」と称する、大量の雪を主婦でも引きずって移動できる用具を売っている。雪はねは1000円以下、ママさんダンプは3000円程度。とんだ大雪が降ったら、建設機械の土掘り機械やダンプカーを出動させることだ。★シャベルやスコップを使うぐらいなら、いっそ洗面器かボウルを使うほうが合理的ではなかろうか。あるいはプラスチック製の塵取りとか。1センチか2センチの雪なら、竹ぼうきでぱっぱっと横に掃いたらよろしかろう。★2 履物。靴もズックも雪で滑ります。長靴がちょうどよい。雨の日に穿く長靴ですよ。★たまに一回降るような大雪の処理なら、どこか適当な場所に堆積させておけばよい。いずれ溶けます。ただ、堆積した雪が溶けたときに溶けた水がうまく処理される場所を最初から選んでおくことだ。