インフォメーション

2017-01-16 20:05:00
著者の次の言葉が、脊椎の凝りがいかに深刻な事態を引き起こすかを、簡明に説明しているように思います。「脊椎の中心部には、脳から出ている神経の塊である脊髄が走っています。脊髄は頚椎で枝分かれし、その枝分かれ部分で神経が圧迫されると、腕の痛みや痺れを引き起こします。」他方で「頚椎の中心部の脊髄が圧迫される頚椎症性脊髄症はさらに重症で、手がマヒしたり、歩行困難や、排せぃ障害など、首から下の部分に症状が現れます。」(私はこの後半の部分を読んでびっくりしました。私が2-3年前から困っていた歩行障害もやはり脊髄の故障から発するのだろうかと。しかしいまはまず、首の痛みのほうから取り組みます。)★著者は対策となるストレッチ体操を5種類提案します。基本的には「首がまっすぐ立つているようにする」ストレッチで、1.椅子を使った首伸ばし体操、2.四つん這いになった首伸ばし体操、3.うつぶせになった首伸ばし体操、4.座位での、顎をぐっと引く体操、5.うつぷせで行う首伸ばし体操、です。版権を慮って、内容をたんに想像できる程度にしかここでは書きません。(これほど大事なことですから、真に興味のある人はこの本を直接手に取って読むべきでしょう。)1と2は、まるで神様を拝むような姿勢ですね。ただ、腰を持ち上げてするのですが。3は説明が困難。4は「顎をグンと引く」だけですよ。5は、私は子供の時から、寝転んで本を読むときにこの姿勢を取っていました。どのばあいも、30秒ほどやったら、ゆるめる、ようにするようです。こういう動作を数回やるようにする。これを毎日習慣化するとよろしいというのです。