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2017-01-16 16:23:00
この本の内容は、1.腰の痛みを治す、2.首・肩の痛みを治す、3.2分体操で予防する、という3つの部分に分かれている。今回まず、この「2.首・肩の痛みを治す」ようなストレッチ体操に、話題を絞ろう。★この本では、まず、「正しい座り方」と「正しい立ち姿勢」が示してある。「その心」は簡単。要は、猫背はダメヨということだ。これがこの本の教えの大本だ。パソコンを使用するような場合も、ノートパソコンを使うときのような、前かがみの姿勢になるのはよくないというのだ。パソコンの場合は、ディスクトップ型のように、まっすぐに座って正面を向いて作業するようなスタイルがよいというのだ。この後、私見だが、視線は目の高さより上へ行かないほうがいいと思う。大画面のモニターを使うのは要注意ということになろう。視線が目より上へ行きがちだからだ。なるべくはブラインドタッチのほうが良いんだろうな。★そもそもパソコン作業自体が首・肩によくない。長時間続けてやらないこと。姿勢を時々変換し、最低でも30分に一度は立ち上がるようにしたほうがいいと思うな。★「肩凝りや首の痛みは頚椎症の初期症状である」と書いてある。「悪い姿勢」というのは、「顎が前に出た状態で脊椎が頭を支えている状態である」と書いてある。これを矯正するとっさのストレッチは、「顎をぐっと引くこと」と「上体をぐんと後ろへそらすこと」だというが、私自身自然にこういうことを以前からやっていた。効果は限られるとしても、容易に習慣化できることなので、まずはこういうストレッチを心がけたらよい。この本では5種類のストレッチを説いているから、次回それを話題にしよう。