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2016-11-22 22:07:00
2016年11月21日に配信されている「孫正義は世界を救う」という記事によれば、「水力発電と日ロ間の送電網敷設のコストを合わせて、1kwh 4セント(約4円)で電力供給を目指す」この価格は日本国内の発電コストの約5分の1にあたる。送電ルートはサハリン経由案と、ウラジオ経由柏崎案と2つあるようだ。★ここでいう電力は、サハリンでつくられ
るものではなく、ロシアのシベリア・極東地域の水力発電所からのもののようで、こう書いてある。「ロシアのシベリア・極東地域にはサヤノシュシエンスカヤ水力発電所672万キロワット時をはじめ5箇所の水力発電所があり、新たに3か所で建設が計画されている。発電コストは1キロワット時2セント(約2円)で、日本の平均発電コスト(約25円)の10分の1以下」★こういう国際電力網を2020年6月の東京オリンピック直前までに作りたい、というのである。★
こうなると、今回の日ロ外交交渉が妥結しようがすまいが、このような国際電力網がロシアから中国や韓国やモンゴルに伸びるのは、受け入れ国側がエネルギーにひっ迫していればいるほど、当然のこととなろう。むろん日本が参加すれば地理的にも非常に円滑である。(たとえば、九州まですでに送電網が来ていれば、九州から海底を釜山へ渡せばよろしい。以前は釜山から九州へ電気を買う話をしていた)
★おそらく詳しいリポートやデータが存在するのだろうから、そういうものを探して参考にされたい。