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2016-11-16 14:42:00
2016年11月16日 TIME誌、11月21日号到着。全編トランプ氏当選特集というたいへんな号で、ある意味で記念になる。 WHAT's NEXT; SHOCK and AWE; THE CULTURE WAR; HOW TRUMP WON; HOW HILLARY LOST; AHEAD of THE CURVEという諸編が載っている。トランプ氏関係のニュースはすでにかなり語られているので、いまタイム誌に学ぶ「新聞」はそうありはしない。「いずれ今の執筆陣は変わるんだろうな」と思う。★トランプ氏とクリントン女史の得票内容が6-7ページに特集されている。こういう「内訳」は既にどこかで報じられていた。(ただ、タイム誌は、各州内部での地理的投票内訳にも踏み込んでいたが、各州内部でも、都会がクリントン、田舎がトランプという傾向がはっきりしていて、田舎対都会という、トランプ対クリントンの対比がいっそう全国的だと知る。これはナショナル対グローバルという対立でもある。英国のEU離脱も同じ構図だった。これは日本も含めておそらく現在の世界的構図であって、この構図を読み誤っている為政者がいれば、どうも日本はその中に入るようだが、遠からぬ将来いまのクリントン女史とおなじ憂き目を見るであろうよ。所詮はいまのわが自民党は、大都会と都会の政党であって、ちょっと田舎に入るとたちまち群がるような不満に出会うだろう。「地方創生」とか「地方分権」とか、甘っちょろいことを言わないで、「地方主権」と、ウソでも言っていただきたい。)