インフォメーション

2016-11-09 22:13:00
11月9日・水曜日。米国大統領選の結果が昼頃までには判明するだろうという触れ込みだった。実際はクリントン女史ではなくて、トランプ氏の当選。午後1時過ぎには、トランプ優勢の感が既にあった。トランプ氏当選とトランプ陣営が公表したのが日本時間で今日の午後5時ごろだった。(クリントン女史からの敗北宣言が既に電話でトランプ氏に伝えられていた由)★両者競り合ったというが、結果的にみるとトランプ氏の勝利にゆとりがあった。★そうするといままで世人はみなアメリカのマスコミにだまされていたのだろうか。アメリカのマスコミは終始「クリントン女史が根強く優勢」という印象を振りまいていた。「トランプ氏が余裕をもって勝つ」なぞという印象を少しでも伝えたアメリカのマスコミは一つもなかった。だから、いまトランプ氏が当選してみると、世人はみな「意外」の感をもつのである。★今回の選挙でアメリカの上院下院とも共和党が多数党派となっているという。トランプ大統領と共和党議員の間がうまく調整されれば、アメリカの政治は天下無類の強さを示すことになろう。民主党は議会でも敗れたのである。★トランプ氏の、強い自律的国家、モノとヒトの往来についてのグローパリズムの見直しは、選挙中に何度も言われた論点だ。★第2次大戦後を回顧すると、1970年代までがメインストリームが強かった時代、1980年代から今日までがウォールストリート(むしろマネーエコノミーとでも言うか)が強かった時代、それをトランプ氏はぱさぱさとシャッフルしなおしてメインストリームに戻そうというのか。移民反対。貿易協定反対。偉大なる米国。★なにをするのか拝見しましょう。