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2016-11-07 21:26:00
ロシア語は、発音がたいへん楽だと思います。アルファビートの字面どおりに発音して、ほぼ大丈夫とは、こんな楽な言語はありません。(もっとも、日本語も、国際比較上はたいへん発音が楽な言語ですよ。「五十音」(「イロハ」と言ってもいいのですが)どおりに発音してほぼだいじょうぶですから。韓国語も、楽だと言われます。)そこへゆくと中国語やフランス語は大変です。外国人では、発音がなかなか合格点に達しないのです。英語はそこへゆくとラクじゃないか。どうして、どうして。何十年英語を「学習」していても、会話で、発音で、至らないところが出てくる。英語が楽だとは、決して言えません。★私は以前ニューヨークの街角で、つぎのような「法則」を発見しました。★日本人ツアリストがニューヨークの街角でハイヤーを捕まえて、「帰国のためにケネディ国際空港へ行こうとする」。"Kennedy Airport, please" とドライバーに言うでしょう。そうするとドライバー氏は一瞬ためらいます。日本人ツアリストがどこへ行こうとしているのかがわからなかったのです。日本人が何の疑いもなく「ケネディ エアポート プリーズ」とするのが、ニューヨークのドライバーにうまく聞き取れないのです。そこで私は日本人に入れ知恵する。「カナダの空港へ行きたい」と言いなさいと。CANADA AIRPORT, PLEASE. そうするとぴたりと通じます。そうです。「ケネディ」というのがよくない。「カナダ」と言ってしまいなさい。つまり「カナディ」なんですね。今度ニューヨークへ行ったら、「カナダの空港」を試してごらんなさい。Kelly上院議員だって、まったく同じですよ。「ケリー」ではなくて、むしろ「カリー」なのです。要はEの発音が米語になっていなかったのだ。