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2016-09-08 09:08:00
9月8日・木曜日 午前9時。台風13号は関東沖で温帯低気圧にかわったが、大雨警報は存続、今日中は東北沖へ。明日9月9日・金曜日 北海道東部沿岸に、北海道は大雨警報。このところ連続する大雨被害で、北海道各地の河川と地盤がめだってもろくなっているところが続発している。過去の北海道の大雨被害自体ですら、まだ回復していないところが多い。 ★ このところ、台風報道の仕方に、目立った変化が現れたのは、喜ばしい。こういう報道は、それが必要といま判断するからなさるわけだが、ことの性質上、長期にわたり、ぶれないでおこなうことが期待される。その点でいろいろ支障になることがおこるかもしれないが、頑張っていただきたい。★ 北海道新聞9月8日号は、1-2ページにわたって、画期的報道を行った。台風13号が公式にはすでに温帯低気圧に変わったことを承知のうえで、現「低気圧」をあたかも「台風」のようにみなして、その北海道に与える大雨災害、土砂災害の危険を大々的に訴えた。★ ヤフーお天気ニュースは相変わらず台風13号については「現在、台風は発生していません」というプロプを出すが、同時によくわかるように「大雨警戒」の掲示をしており、かつ「レスキューナウ」ニュースとして、故台風13号に由来する大雨警戒を詳しく報道している。★ 本州付近の非常に多くの台風は、太平洋側も日本海側も、たいてい東北方面に流れてきて、その中のかなりが北海道付近まできたところで温帯又は熱帯低気圧にかわる。残った「低気圧」は、「風害」は少ないが、「大雨」を伴っている場合が多い。公式関係者はそれをよく知っていたはずだ。北海道への報知の仕方に今後とも格段の配慮を願いたい。