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2016-08-30 23:23:00
いま日本ハムファイターズが、2か月前に11.5ゲームも引き離されていたパリーグ首位ソフトバンクを、この2か月の間に「15連勝」を含むたいへんな追い上げで、いまトップに迫ってきた。その間の日ハム栗山監督の采配は、かっての智将三原監督にも比すべきものと、ようやく見る者も認識してきたし、ご本人も認めている。(それにしても栗山氏が日ハム監督になってからもう数年たつのに、今まではこういう「栗山氏の理想像」は話題にされてこなかった。)★ しかしですよ。かつての三原監督の西鉄黄金時代は、おもえばたいへんなものであった。西鉄の中軸であった、稲尾投手といい、中西 太選手といい、この面々、いま日ハムに例えれば、「ミラクル」であり、同時に「猛者」であった。そういうスゴイチームを三原が育てたのである。その点、日ハムは、まだまだだ。(ただ、大谷だけ取れば、こういう超選手は、かっての西鉄にもいなかったな。)「ミラクル」と「猛者」をどう融合させるのか。栗山さん。あなたは三原氏よりも難しい課題を背負った。あなたは三原氏になるだけでは不足で、別の三原氏にならねばならぬ。