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2016-08-28 10:19:00
8月26日、27日の日ハム・西武ライオンズ戦で、やけに強くなった西武を見ることになった。しかしふと視線を全パリーグチームに向けると、パリーグの各チームに明らかに異変が起こっている。★ 勝星に血道を上げているのはソフトバンクと日ハムだけではないのだ。ロッテも、楽天も、西武も、残り30試合とかに向けて、みなしたたかになってきた。(あまりそういうことが感じられないのはオリックスだけだ。)例年なら1年の最後で、みな気力がよわり、「消化試合」になるところである。★ ところが今年は違った。まず日ハムが、首位との11.5試合差をわずか2か月で詰めるという離れ業を演じた。ソフトバンクは例年なら「消化試合」と称して、1年の最後になると甘く、負けてくれるところだ。ところが今年は柳田が長短打を打ちまくって、どの球団に対しても押しつぶすような勢いで、大差の勝、を続けようとしている。お客さんだっていい加減な試合は見たくもない。真剣なプレーこそ見て生きがいにもなる。「やる気ならできる」ということがロッテにも、楽天にも、西武にも、ようくわかってきたのだ。★ もう今年は、消化試合は、パリーグにはないよ。ロッテも、楽天も、西武も、全力でやってくる。ソフトバンクだからと言って全勝を続けることは不可能であろう。今後かならずやパリーグの順位は荒れる。日ハムよ、「上を向いて」ばかり歩くのはもう終わりだ。これからは「横を向いて」歩け。戦略をそのように改めよ。それが結果的にはパリーグの首位に迫る方法だと思う。