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2016-08-16 00:22:00
台風6号は現在北海道東部に風雨をもたらしながらいずれ温帯低気圧に変わろうとしており、代わって台風7号が小笠原諸島方面より本州に接近しつつあり、8月17日ごろ本州に迫って、その後北海道方面に向かうとみられる。この台風7号の場合には、札幌にも相当の影響があるかもしれない。札幌に強く影響する台風というのは、数が少ないが、本州からみると意外な台風が、札幌に影響する。ひとつのタイプは、日本海上を東北に進んでくるタイプのもの。これは本州にまったく上陸していなかったか、あるいは九州西端をたんにかすめたという程度のやつで、台風の勢いが北海道まで維持されると、この手のもののなかに札幌を直撃するやつがありうる。別のタイプは、日本の東方海上を北海道に昇ってくるやつで、これも本州にどの程度上陸したかで、北海道に来る勢いが違う。ただ、この手のやつは主に道東を襲ってくる。今回の台風6号がそうだし、次の台風7号も同様だ。ただし、台風7号は6号よりも西にずれてくるようなので、札幌への影響があるのではないかと思うのである。★ しかしいずれにせよ、北海道に関係する航空機の針路、フェリーの針路には影響するから、その意味では札幌も影響を免れない。もし意外な台風のせいで、新千歳に着陸するハズの航空機が道内の別の空港に着陸変更になったら、来道するひとも困りませんか。