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2016-06-15 09:22:00
6月15日、水曜日、朝から快晴、風ほとんどなし、気温、今16度だが昼には20度になるという。〈本州の多くの場所では30度まで気温が上がるという〉札幌が1年中で一番良い気候の時期ではなかろうか。昨日とおとといは少し湿っぽかったが、今日はカラッとしている。(本州の多くの場所では梅雨入りした。) 北海道神宮祭が昨日から始まって、今日、明日と続く。今朝の北海道新聞を見ていたら、例年通り祭りの露店が、神宮と中の島公園の双方に出ていると、報じていた。中の島公園に出ている見世物の話題も載っていたが、見世物を経営する側の手不足で、あまりあちこちには見世物が出せないらしい。ゆとりがあればぜひ行ってみたいものだ。 どうもこの3月あたりから、身近の物価が軒並み相当に値上がりしているような気がする。収入のほうはぜんぜん上がっていないのに、出費のほうが上がるので気になる。とくにこの3月から5月までの動向で気になるのは、100円以下のごく身近な商品がかなり上がって、いまでは100円以下のものはごくごく少なくなるか、あるいは「目方」を減らして売っていることだ。なにしろ現在の政府は「インフレ率」をターゲットにすると「公約」しているものだから、あたかも政府が諸物価値上げを推奨しているかの観があるという前代未聞の政府だ。(普通の政府は民生のために物価を抑制していたものだったのに。昔の日銀は物価安定が旗印だったが、いまではインフレターゲット2パーセントなぞといっているのが日銀そのものである。) そもそも「景気がよいときは多少インフレになる」のだから、「多少インフレにして景気を招く」、という話がどこまでまともな理屈だろうか。庶民の感覚だと、因果関係が逆に把握されているような気がする。現実の政治では、「インフレが高進するのに不景気」いわゆるスタグレーション、という場合もありうるので、油断できるものではない。 もっともここ数日、おやっというような値下がり商品が(ごく一部にだが)現れた。ひとつは、バナナ。もうひとつはインスタントコーヒー。これはあるいは円が多少持ち直している影響ではなかろうか。どうせ収入が上がっていないのなら、物価のほうが下がってもらいたいのが庶民心理だと思う。