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2016-06-09 11:00:00
先日ある知人と話をしていたら、その人が言うには 「このほど地下鉄南平岸のそばに、息子のために1DKの部屋を借りたら、1か月7万円だった。」 当アイランドコーポについて部屋代を聞くので、鉄筋コンクリート8.5畳の洋室、共益費、水道料込みで、月2万円と言ったら、黙然としていた。最もその人の場合駐車料が入っているから、駐車料1万円を引いて6万円として比較せねばなるまい。また当アイランドコーポの場合、9.5畳というそれより広い部屋もあるが、そちらだと3000円増しの月額23000円となるだろう。それにしても3倍弱、値段が違うとはね。たぶんその人の場合新築なのだろう。 同じ札幌市内でも、いきなり不動産屋に駆け込んで部屋を探せば、一番高い物件をぞろっと並べて勧めてくるだろうから、たぶんこういうことになる。この人の値が高いとは言えないのかもしれない。 それにしても、私は思う。部屋代というものは、純月収の20-25パーセント以内に収まるのが「生活のバランス」ではなかろうか。7万円の部屋代は、28-35万円という月収でバランスする。しかし今の札幌の場合、20万円程度の手取りがある若い人はましなほうで(その妥当な部屋代は4-5万円)、実際には12-15万円の人が非常に多い(その場合2.4万円-4万円弱)。 部屋代以外に、電気代、ガス代、新聞代、携帯電話料、ガソリン代、交通費、外食費、被服費、クリーニング代、理髪費、など生活費がかかることを考えると、この程度の部屋代に抑えないと、いずれ家計は破たんする。 「稼ぐ」となると「たった1万円」でも大変なことだ。部屋代のような基本的な条件をなぜもっと丁寧に工夫しないのか、私は不思議で仕方がない。(それともどうせ親がみんなだすのだからよいということなのか。では親のいない人はどうするのか。) もっとも当館は、喫煙者にはお貸ししません。