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2016-05-07 23:18:00

5月7日土曜日の北海道新聞夕刊に、安倍首相がロシアのソチでプーチン大統領と会談している模様が報道された。両者の主張はすっかり行き詰まっているが、しかし両者とも日ロに友好的協定が出来上がることについては、正直のところ非常に当てにしている。ことほど左様に、両者を支える国内事情が「弱い」のだ。うまい協定ができれば、両者ともノーベル平和賞ものだろう。

私はここに「まったくの空想」として、いま日ロが思い切って結ぶべき「未来志向」で「グローバル」で、2018年が「日ロ友好元年」になりそうな案を書いてみる。

言っておくが、まったくの私の空想案だ。

1. 千島列島を日ロ共同主権地とする。同時に「平和宣言」を発して千島列島を非武装地域とする。もちろん日ロ共同の警察力は維持する。

2. シベリア開発長期計画を作り、日本が相当の経済協力をする。

たとえば、 -1 北極圏航路の開発。 -2 日本(北海道)-サハリン-シベリアを鉄道で結ぶ。 -3 ハバロフスク-カムチャッカを鉄道で結ぶ。

-4 ハバロフスク-モスクワに新幹線鉄道を設置する。 

3. ロシアはハバロフスクを東方の新首都とする。 

4. 日本は札幌を第2首都とし、新幹線を10年以内に稚内に延伸する。

5. 2018年を日ロ友好同盟の元年とする。

なにしろこの地区は、地球に残った数少ない「開発適地」である。