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2016年3月11日、金曜日、午後11時、札幌の天候。今日は一日、曇り、気温は定温で、雨雪なし。穏やかな日だった。
5年前の今日、東北大震災。私はちょうどある店の前の庭にいて、ぐらっと大きく揺れるのを感じ、かなり遠いところで大きな地震が起こっている、と思った。それが東北大震災だった。
道内にも避難者が多く来られ、いまそれらの人々の中には、公的住宅支援を打ち切られ、現地への帰還を慫慂されている人も多いという。
北海道新聞3月11日号トップに、道内への避難者、現在2125人、うち最多が福島県で、1280人、となっている。
福島原発の後の健康被害を懸念して「もっと道内に避難を続けていたい」と思う人の気持ちは十分に理解できる。
私は、このさい、ごく限られた形ではあるが、福島原発被災地の方々に対して、住居を提供したい。どうぞメールなり手紙なりでご照会願いたい。
道内で就学中のお子さんをそのままお引き受けしたい。
当方が提供するのは、8.5畳の洋室・個室1室。家賃無料。ただ、共益費プラス水道代として月額6000円だけ申し受ける。敷金として2万円だけお預かりし、退去時にお返しする。修学期間に合わせた定期借家権契約にしたい。部屋はみたままの部屋でそのままお入りいただく。同居者はご相談だが、一人ぐらいなら可能ではなかろうか。家族親族が訪問宿泊されるのは自由である。
あるひとつの階に限定したいので、受け入れ人数には制限がある。
お願いは二つ、冬季に玄関前と自転車庫・プロパン庫へアクセスする通路の除雪について、ご協力ください。なお、融雪機モンスターがあり、その灯油はオーナーが供給している。
館内では「挨拶程度かんたんな英語でやろう」という私設新渡戸計画を実行するので、ご協力願いたい。
当方匿名を強く希望する。広く宣伝する必要なし。連絡方法はメールまたは手紙のみとする。いずれお会いでもしなければ、様子はわからないでしょう。またこの募集の条件に合う人かどうか、しかるべく客観的にご証明いただきたい。