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2016-02-22 13:26:00

2016年2月22日、午後1時、札幌の天候。朝から曇り。、温暖、風特になし。昨夜の積雪は数センチ。

天気予報では北海道日本海側に悪天候が報じられていましたが、さいわい札幌は無事でした。しかし天候というものはいつ変わるか分からないし、いつ雪が降ってもおかしくはありません。(天候自体は不安定です。こういう得体の知れない日々が2月末まで続くでしょう。)

マイナスの金利について、当然の、根本的議論が起こるのは、いずれ必至でしょう。

経済学としては日本銀行のマイナスの金利によって触発される疑問が起こってくるのは当然です。

さいわい相場も安定したようなので、この難問について率直に考えてゆきましょう。

この議論は、議論のレベルを変えながら、数次にわたって、問題提起し続けることになります。

(なにしろふつうの国民は、こんな話はぜんぜん想定もしていませんでしたからね。)

(新しく選挙権を得られるような若い人々が、社会のありようを根本から考えるためにも、よい試金石になります。)

さていまごく単純な、誰が考えても自然な、想定をしてみましょう。

ここに一人の人間がいる、と。その人間が、マネーをもっている、と。

かれは(または彼女は)そのマネーを使って、自分や(あるいは自分の家族や)に必要な物品やサービスを購入し、これを消費しますね。

しかし彼は、あるいはそのマネーを、後日返してもらうという約束をしてもらって、別の人に貸すかもしれません。

そして「貸し賃」をもらう。

これは「投資」の原始的形式ですので、投資収益を得るということになるかもしれませんが、投資内容を詮索しなければ単に貸したことになります。つまり「利子」(当然にプラスの利子)を得てひとに貸した、と。

いったいこの「利子」が何の代償であったのか。「ひとが現在の消費を犠牲にして将来に繰り延べた代償」のように、説明されていたと思いますよ。

この値が「マイナス」になることは、とても考えられません。「貸す」という行為がぜんぜん成立しませんものね。

英語では「マイナス金利」とはいわないで、「ネガティブ金利」と呼ぶそうですが、「ありえないこと」を行なっている、という感じが、英語のほうでは はっきり表面に出ています。

「ありえない」ということなの? でも現に日銀がやっているというじゃないの?

今回はここで止めましょう。次回も読んでください。