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2016-01-18 11:17:00

自然界も人界もあれまくっているようなときには、志ある日本人は常時英英辞典を手放さない生活を工夫されるがよい。

その一例をご披露しよう。

1. 普段整えている支度。英文ペーパーバック(いまジュラシックパークを終えかかっている)、電子辞書(ロングマン現代米語辞典をメインとしている)、そして鉛筆1本。名づけてB+E+Pで、BEP計画。Bは本、Eは電子辞書、Pは鉛筆。

2. このペーパーバッグは読んでいる過程でまくれてページが反り返りやすい。休むときに電子辞書を上に載せておくと、ちょうどいい重石になるんですよ。鉛筆はもちろんちょっとしたメモのため。本に何でも書き込んでしまえばよい。

3. 先に書いたように、私はつづり字5字、せいぜい6字以内の英単語しか辞書を引きません。「5字か6字」と決まっていると、英英辞典の入力は非常に楽ですよ。そしてその単語が名詞か動詞かを始めに判断します。意味はたいていの場合辞書の最初の説明で分かります。イデオムは特に気にしませんよ。重要なイデオムの場合辞書の説明を見渡しているうちにすぐに気がつきます。

4. もし長い綴りの英単語を引くことになったら。そこが電子辞書の特典。最初の5字か6字を入力してそこですぐ検索に入ると、候補語として並んで居る単語の中からすぐにみつけられます。こういうことは紙の辞書ではできない。

5. このままの組み合わせで、タイム誌を読むときや、英語ニュースを聞くときやに使っていいし、普通のエッセイや硬い本を読むときにも使ってよいわけです。そのように「汎用」にするのなら、ロングマン英文法のような、英文で書かれた英文法の本を1冊追加すればよろしい。

外出するときには、このまま小さなバッグに入れて携行すればよい。これが日本の大学1‐2年生の標準的ファッションになってくれるといいのですが。この人々に金融取引だの教えるよりも、このBEP計画を推奨したい。