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2026-10-05 15:08:00

AIと人類のせめぎあいに、どういう立場で、立ち向かうのか。

超難問と承知しながら、しかしいま取り組むべき緊急の課題と思います。

ここに自分の「感想」だけ述べておきましょう。

人類の歴史は、「火の使用、道具の発明、言語の使用」から、「有史時代」として始まる、とされています。「新人」と言われる「現世人類すなわちホモ・サピエンス」の時代が、こうして始まるとされています。

他方、地質学上の地球の歴史というものがあって、その地質学上の時代でいうと、旧石器時代の間に「現世人類すなわちホモ・サピエンス」が現れる、とされています。

しかし「火の使用、道具の発明、言語の使用」は、それら三つの要因がどういう内訳で、どの場所で、いつから、ということは、最近考古学上かなり具体的に知られるようになってきましたが、考古学上の把握と、人類史としての把握とが、一般に相当具体的に認識されているというわけではないようです。(かくいう私のこういう議論自体が、どれほど客観性や合理性やを備えているかということ自体が、それほど自信をもって言っているのではありません。)

私は、端的に、「言語の使用」のありようを基準にするという、ホモ・サピエンスの歴史の成り立ちが、そもそもの始まりで、大きな亀裂が入っていると考えます。

「言語の使用(話し言葉の使用)」を永らく続けてきた人類が、「文字を発明し、文字を使用」することによって「言語を使用する」人類になることで、人類史は一段と新しい時代に入った、と考えます。「言語の使用」の開始を、このように二段階に亘ったと考えるところが、大事です。そしてここに大きな反省が生じるのです。従来の常識は、「言語の使用」ということを、「文字の使用」とあまりにも同一視しすぎていて、そこに従来の常識の大きな欠点があったと考えるわけです。

「文字の使用」に続く長い人類史は、「それ以前」の「文字のなかった・言語社会」の独特のありようを、従来軽視しすぎていた、と考えます。

そんな馬鹿な話があるものか。人知を尽くした議論が、そんなうかつなことをするものか、とお考えでしょうか。たとえば、最近日本でも高名になったハラリ氏『ホモ・サピエンス全史』をご覧になるがよい。この大変に難しく、大変に徹底した、前代未聞の(ある意味で、優れた)人類史は、人類史を「文字の使用・その文字による物語で作り上げてきた社会」の歴史として、世界史も各国史も、見ているじゃありませんか。全巻の終わりの方になってくると、「 このようにして、いま世界を支配している者には、支配に値する客観的強さがあって、支配しているのだ」という話になります。であるからして、この議論が、現代のアメリカの超エリートたちの共感を呼んだり、中東世界を支配しようとするイスラエルの人々の共感も呼ぶわけですよ。

私はAIとは、この「文字を使用する社会・物語で作り上げた社会の発展した極み」に、存在しようとするものだと思います。このAIの横暴に対する人類の抵抗は、はっきり言ってたいへんに歩の悪い戦闘で、それに勝ち抜ける自信など、私にあるはずがありません。

ただひとつ。「文字を使用しない」社会の中に、AIの極端を「たしなめる」ポイントがあるのではなかろうか。そう思うのですよ。

この「抵抗」が、現に、どういうところにみられるか。これは気を付けて観察していると、多岐にわたって、たくさんあります。まず気がついたところから、見極めてゆくことです。

ただ、その際、同士討ちしないようにしましょう。いかが?(同士討ちになりそうになったら、気を付けよう。今私がにわかにあちこち引用しないのは、「同士討ちの懸念がある」からです。)だから大目的だけ、まず明瞭にしているのです。//

10/5 16:24 BBCニュース配信 「トランプ氏、AI政策を統括する『超知能タスクフォース』創設を発表」。テック業界が「統制」したらいいのか、政府が「統制」したらいいか、最近論議されていた「人類の危険を防ぐため、AIを統制する必要」という話、このほどトランプ・アメリカは、「超知能タスクフォース」なる「AI統制組織」を政府が結成させる、という上記の記事のような話になった。「AI統制のポイント」なぞということは完全にスルーされており、とにかく「統制」ありきで、その統制をどこがするかというレベルから離れていない。これだと、「統制組織論」とか、「統制する人物の資格論」とか、まあまあ枝葉の話がさも大事そうに議論されることになるんだろうさ。//だが、世界の人々のありようは、どこか外において、専ら米国が事を運ぶから安心せい、と言うだけの話だ。//さて、世界中の人々は、どうするかね。日本にも、なんか考える知恵はあるかね、と言われたらどうする⁇//なおこの配信にはほとんどコメントがついていない。日本にも「エキスパート」と称する人がいるんだろうか。(いたら、私の意見も参考にしてね。こうして同志が得られればいいが。)//

トランプ氏が、最近、AI(人工知能)をSAI(超知能)と言い換えると発表したり、例の「タスクフォース」は「超知能の効果を国民生活に行き渡らせる」と宣言したり、リップサービスに忙しい。これが余ほど画期的宣言なのかしら。バカでも判断できるよ。目先の選挙戦に勝ちたい心だとは、すぐわかるけど。