インフォメーション

2026-05-07 06:33:00

ルビオ国務長官が、いま産休で休んでいる報道官を代理して、米国政府の現在の立場を表明する会見を行った、という報道があった。/どうして国務長官が報道官を代理するのかという疑問はあるものの、こういう記者会見を行うこと自体は、たいへんにまっとうなことだ。/ところが他方では、トランプは例によってそれ自体がどういう信ぴょう性をもつのかうたがわせるようなセリフを、何種類も発信していて、どこに真実があるのか、恐ろしく混迷している状況は、いま最高のありさま。/その中でひとつ、大変に明瞭な事件は、訪米中の英国国王が米国議会に招待されたあいさつで、非常な皮肉交じりで、暗にトランプ氏を全面的に批判しながらしかし表面上はトランプ批判ではない、という「絶妙」なスピーチを行い、全議員総立ちの拍手を何回か受けたという話、トランプもその席にいたが、トランプはこのスピーチについて別に機嫌を損じてはいなかった由。/私は昨夜のBSフジ、プライムニュース・午後8時から10時まで、の中で、この英国王のスピーチが長時間にわたって採録されている動画像を眺めたが、実に爽快な眺めであった。//アングロサクソン国として、政治的に一日の長が立憲君主国である英国にあることを、如実に示して、英国の国威も発揚したわけだ。それに英国首相ではとても こんな芸当はできないものね。国王が「マイ プレミアム ミニスター」と首相のことに言及する「英語の響き」がまるで自分の手下を呼ぶように聞こえたのも(じっさい英語の構成上はそうなっているのだということに、いまさらながら気づかされた。マグナカルタで世俗の権利はうばわれたものの、国王の尊厳は厳としてあるぞよと、「実力」をもって表明したようなものさ)、偶然ではあるまい。「英語の政治的使い方」では米国がまだ野蛮国だと、明瞭に皮肉った。米国の誇る英語文化、シカゴマニュアルにも、王室がかかわる英語の使い方は欠如している。英国議会の議員の政治的英語の使い方などは、とても米国議員のまねしようもない洗練されたものだ。/とおくひるがえって、立憲君主国でも、政治の舞台では、その文化を背景に、いわゆる共和制諸国と、立派に対抗できるという、日本にとっても参考になる事例になるのではないか。憲法を改正したり、軍備を強化したり、そういう「ハード面」に血道をあげる努力の何分の一かでも、わが日本の文化を背景に、堂々の国際政治を展開する可能性を追求する努力が、わが国に不足していると思うよ。いわば国力発揮の「ソフト面」だ。この面を「平和国家日本」と言い表している。

1