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7/2 東北放送 配信 「100年前の(白石)町長が発意して100円貯金」。/100年前に当時の白石町長が、当時100円の大金を(私財)、長期の郵便貯金として積み立てておけば、200年後ぐらいにはその利子収入だけで町民の税金を肩代わりできると考え、実行されたというお話。//私は図らずも今から60年ほど以前に旧道銀のご相談センターの経済コーナー(エコノミストコーナーと称していた)というものに勤務していたが、なにしろ私固有の業務というものがない。たまたま発生したいくつかの業務を書こう。1.道銀のたしか道南方面支店の住吉隆さんという行員から、ご相談と称して伝えられてきたのは、「お客さんがたばこをやめて、10歳の長男の教育資金として積み立てたいという。10-15年後に得られる資金額を計算してほしい。」そんなこと、べつに模範解答があるわけではない。「仮に道銀の最も有利な定期預金にしたら」という仮定を勝手に設けて、試算し、回答した。//いま回顧すると、そのとおりにやったらどうなったかなあ。今東北放送の配信の事例を借りると、日本の定期預金による積み立てが複利計算で堂々と伸びていたのは1980年ごろまでである。幸いこのお客さんの趣旨は見事立ったなあ。(まあその後金利は低位になった。)//2・もう一つ、これは当時の道銀重役会議の諮問にこたえたもので、当時住宅金融に対する貸付に「アドオン金利」という方式を採用しようという気風が市場にあつたが、この方式だと貸し付けの年数の違いにより「実効金利」がはなはだ相違する実態があるので、この方式の扱いに重役会は審議が滞っていると。諮問を受けてから比較的に短い間に、私は試算して(高校数学レベルだが、指数計算が主になる)丁寧にグラフ入りで回答した。ご心配のごとく貸付期間に応じて「実効金利」がものすごく変化する。とりわけ短期の貸付であると仰天するような年が生じる。/重役会議がどんな議論をしたか私は臨席したわけではないから知らないが、このアドオン金利方式は以後当然のように車のローンの貸付についての定番となったが、ただし短期は認めず相当の長期にすることと、金利計算を窓口の行員は行わず、道銀の上位行からもらった「定型的計算表」を行員が携行してその表をかならず参照するという具合になったのである。今も銀行は当然のようにこのアドオン金利方式を遵守している。この場合の年々の金利は、実は人為的に均して、年数によって実効金利の激変となるのをやわらげているのであるが。(いまの銀行員は当然にそういう事実を知っているのでしょうね。)それにしてもアドオン金利方式というのは、銀行の方に有利すぎる貸出方法だとおもうけどね。(興味ある向きはご自分で計算して、銀行員と論争でもしてみたらいかが。)(詳しい説明は抜きにしますよ。大昔の話で、記憶ももうろうとしていますので。)//なおこの住吉隆さん・小樽商大出身・とはその後無二の親友となつたが、この快漢、惜しくも比較的に若年で故人となられた。//ちなみに当時の道銀の扱う手形にはこの自動車貸し付けにたいする顧客の返済が手形・小切手で大量にあふれ、顧客が手形というものに慣れていないので、手形の支払銀行を「たまもたま市中で見かけた銀行の支店名を記入しておいた」というような仰天事件が頻発した。