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1月21日正午札幌。いまラジオで聞いたお天気は、石狩地方雪は一日断続的に降り、1月22日朝までに多いところでは30センチまで降るだろうと。
いつものことながら、なんともまあ、「幅」のある予報です。
180万人余の人口のある都会で、札幌市だけでも相当に広いのに、「石狩地方」ときたらもっと広い(当たり前だ)。
今の空を見ると、西の方と北の方は、曇ってはいるが、たいへん明るい。それで私は、この日中はたいしたことにはならない、と勝手に決めました。
さて、今晩は? それは分からない。
札幌は、今日21日の大寒。テレビの長期予報では、今後一週間ぐらい最高温度が0度程度で最低が数度下というぐらいの毎日になりそうです。さあこれから立春(つまり札幌雪祭りの頃)まで半月、無事に過ごせますように。
人間のコミュニティがあって、人々が互いに談話していた頃であれば、お天気は定番の話題でした。同じお天気なのに隣人の講釈を聞いて安心するものです。しかしコミュニティなど今はどこにもなく、除雪する者はただ黙々と孤独に除雪する。
雪の天候の書き込みは、皆さんがわりによく読んでくださるようで、当ブログも開始以来とうとう1万回を迎えた。きっと見に来る人は同じ札幌が多いのだろう。以前札幌市の区毎に、天気情報を発信しているブログがありましたが、今はない。あれはとても便利でした。
札幌1月21日朝9時半の積雪状況。
昨夜は穏やかな天候で新しい積雪は0または数センチ。朝9時半の状況は、非常に細かい細かい雪が降っている。もしこんな雪でも一日中ぶっ通しに降っているのであれば夕方までにそこそこの量になるかもしれない、という程度。まったく無風。
概して穏やかな「大寒」を迎えることができた。
今朝の北海道新聞1面の紙面を見て、この1月18日から20日までの間の悪天候による道東の惨状がよく理解できた。
北海道新聞は今朝、たいへん賢い積雪報道をしている。18‐20日の積雪状況を道東各地と札幌と函館でグラフで比較している。
1.この間の積雪量、2.その土地の過去の平均積雪量と今年の場合の積雪量。これで客観的に滝上も白滝もどんなにひどかったかが分かり、今回の札幌は「平年どおり」の20センチだったと分かる。
思うに大雪のニュースは北海道にとって本州の台風のニュースと同じ比重がある。道新の記事で、今回の北海道の全体像がよく分かった。
ちなみに、19日の私のスマホに異変が起きていた。なにも動かしていないのに電気の分量が日中激減し、日中なのに16パーセントまで下がってしまった。なにか得体の知れない電気を食う事情が起こったのである。これは警戒しなければならない。今回のような事情では札幌自体にはさほどの緊急の事情がなくとも、こういうことになる覚悟をしなければならないのか。ところで、道新は道内に配達が間に合わない地域が出たからと言うので、この間天気ニュースだけ無料でネット上閲覧可能にしたという。
1月20日 札幌 午前9時半 昨日以来の積雪 なし。天候 うす曇。風なし。
これで今日の除雪作業も、一昨日の処理するだけだと分かり、安心した。(それでも作業自体はたいへんだが)
この2‐3日間、天候についてはおおいにやきもきした。
その結果、いえること。自分自身が天候第一線にあるのだから、札幌については自分の直接見聞が一番信用できる。
そしてそれを助けてくれる天候情報は、北海道新聞だ。新聞の情報提供がテレビ、ネットと比べればずっと遅れることになるはずである。それが冬の札幌の天候について一番北海道新聞が信頼できるという「背理」は、道新のお天気報道がきめ細かく道内各地域での取材に支えられているからである。たとえ後出しの報道でも非常に参考になる。報道は単にスピードではない。
全国のお天気や北海道「概況」を知るときには、テレビとネットは参考になる。しかし身近の天候については、地域「取材」にあたるものが貧弱なのである。それが今回よく分かった。
1月19日から20日にかけての悪天候を札幌の者も警戒していました。
確かに1月18日夜釧路沖に到達した低気圧の影響で、道東は大変な天候に見舞われています。
他方で札幌の場合、日本海側での低気圧の影響で1月18日夜20センチの積雪がありました。思い雪で、これの除雪では大変疲れました。ただ、1月19日自体は札幌で日中強風も降雪もなく、気温も低くなかったので、助かりました。
いま1月20日0時になりましたが、いまのところ札幌は穏やかな夜で、新たな積雪はありません。
もし穏やかな大寒(1月21日)を迎えられたらしあわせです。
ところで1月18日から19日にかけて、首都圏の電車交通事情に大混乱が起きた場所があるという報道が届いていますが、この報道を見聞して直感的に痛感するのは、そもそも首都圏の人口が密集していすぎるところにどうしょうもない無理があるのではないかという思いです。
これはかならずしも当アイランドコーポのことではありません。当方はいくつかのアパートを管理していますので。
最近こういう打診があった。
保育事業のために複数の部屋を借りられないか。
知的障碍者居住のために複数の部屋を借りられないか。
代行運転のために部屋と、駐車場を借りられないか。
いずれも相当の事業を、想定しています。
言ってくる人は、個人ですね。財力、信用、経歴、資格、これはほぼゼロ。きっとこれからできるのでしょう。
さて「個人」が相当の事業の主体としてどう妥当するだろうか。
これらがたいへんに社会的に有用な事業であるのは確かです。
それにしても、ひとつの「事業」に「応諾」すれば、建物に他のことをする余裕は乏しくなり、既に住んでいる人も住みにくくなる場合が起こる。慎重たらざるをえません。
こうみてくると、わが駐車場などはたいへんな資源だとわかります。この地区にこれだけの駐車場はないんです。
たとえば、保育園の「園庭」になる潜在的資格があります。
バス2台が止まれれば、どれ程建物にとって心づよいかしれません。