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「10/8 今朝の朝日新聞」という書き込みで、「文字を手書きする」私たち日本国民のありようについて、コメントした。大変に身近で、わかりやすい、「AIの横暴に対する対抗策」ですから、この話題を数回、落書きしてみます。日本社会がご同意いただければ、ご協力願いたい。/
(1)英語国民の場合。英語国民はアルファベットで英文を書くわけですね。昔はきっと手で、きれいな筆記体の綴り字で、手書きしていたに相違ない。ところが英文タイプライターという便利な機械が社会的に使用されるようになると、筆記体で英文を綴るという英語国民の習慣はどんどん変質して、筆記体で英文を綴れる人間がだんだんいなくなってしまった。いま英語国民は、ふだんどうしても手書きで英文を書こうという際は、活字体のアルファベットをしるしておりますよ(日本人が日本語をこういう具合に記すと、いわゆる「仮名釘流」という四角と線だけで文字を書く文体になりますね)。いまかれらは「活字体のアルファベットしか書かないし、書けないのです」。ナニ英文タイプライターを持っているから、なんでもタイプライターでかけば済むことです。(聖書もしなくていいしね。)そして20世紀の末頃、パソコンが使いやすくなって、英文ワープロ機能が発達したので、いまではタイプライターも滅多に使わない・パソコンで英文ワープロを使えばよろしい(すぐプリントアウトできます)。(ないしは携帯電話に英文を打ち込めばよろしい。)いまや手書き英文綴り字は、「招待状」とか、ごく特別の機会に限られるようになった(ごていねいにも、AIさんが、英文をそういう特別の綴り字に転換してくださるのですよ)。【日本社会もこのような傾向をすっかり後追いしてきましたね。これが文明先端の姿として、上記の傾向をたどってきましたね。もっとも、この傾向は、まだまだ日本社会にすっかり行き渡ってはいないと思います。日本社会は、なにがしかの「正規の機会」には、国語の手書きを求めます。国民の多くも、手書き当然、と思います。】
日本人の手書き文章を、目の前にすると、多くの英語国民は、びっくり仰天するのです。人間がこんなことができるのか・するのか・(現にしているけど)。それに一体この人たちの「文章」というのはなんだ。たいてい縦に書くようだし、横に書く場合も右から書く人間すらいる。そしてその「字体」なるものは、まるで絵のようなものではないか。(無文字言語時代の情念を まともに直観なさるのだ。)私、以前、英国のある村で、そういう事態に遭遇した。そこに集まった普通の大人たちが、びっくりして私の手元を覗くのです。「まるで絵のようなものではないか」。ある一人に請われて、適当な一文を縦書きして渡したら、それを大事に持ち帰った。話のタネにするんでしょう。何人かの人にも同様にした。別に私はサンスクリット文字でも書いているのでなく、ごく普通の国語仮名交じり文ですけどね。