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2017-08-04 11:20:00
2017年8月3日・木曜日、日本ハム、千葉ロッテに勝ち。3対1.先発投手は加藤。★日ハムには悲壮の気迫が漂っていた。中田選手は6番に降格。おそらく「好守に緩い」選手はただちにベンチは「決断」するという宣言がなされていたのに違いない。そのぐらいでいいと思うよ。ギャラ3000万円の者とギャラ3億円の者が「並んでプレーしていて」、ギャラ3億円の者(中田ともう一人のことだが)が「好守に緩い」プレーを続けていてなんとも工夫していないというのは、おかしいのである。★中田は頭を丸坊主に剃ったようだが、チームもフアンも求めているのは、「髪を下す」というような外見的なことではない。心底から奮起することである。中田は精神面が弱いのかもしれない。それなら一冬高野山にでも籠ったらどうか。(でも、それも、結局は形だな。心底から奮起しない者はどうすればよいのか。結局明日にでも去らせるしかないのか。)★レアードもついに代打を送られるに至った。
2017-07-31 21:25:00
日本ハムは今晩のソフトバンク戦、東京ドームを3連敗目で終えた。★今晩は日本ハムについて二つの記者会見があった。ひとつは、2018年に東京オリンピックで「種目」に採用される野球で、オールジャパンの監督に元日本ハムの稲葉さんを任命するという正式ニュース。もうひとつは、昨年の日本ハムを全国優勝に導いた有力な支え手、中継ぎ投手谷元氏が中日に移るという意外なニュース。★今日の日本ハムのベンチには、わたしの気のせいか悲壮感が漂っていた。これは私のたんなる想像だが、球団本部あたりから、「今日のソフトバンク戦は勝ってくれよな」というような、強力な慫慂が入っていたのではあるまいか。またチーム内では、「今日いい加減な、ゆるい打撃、ゆるい守備をする者は勘弁しない」(何人でもどこかのチームに放出してしまうぞ。遠慮なく2軍に落としてしまうぞ、というような。)という発破がかかっていたのではあるまいか。★それでいて、この程度の有様。稲葉(監督)の抱負ではないが、「全員全力野球だ」。これにつきるだろう。今日の試合では、レアード、大谷、大田は、頑張っていたな。
2017-07-29 00:48:00
「薬はそもそもが人体にとっての異物であるから、飲まなくてよろしい」これは確かに立派な判断です。人は薬を飲む際にせめて一度はこの「原理」を顧慮してよろしい。しかしそういう私にしても、実際には月額6000円程度の薬代を使っております。(願わくば、この程度の範囲にとどめたいものです。)毎月のように吟味して、どうしてもこの薬を飲むのか、一考しながら、用いています。緊急の必要があってしかるべき薬を飲むのは、当然です。しかしその「当然」の場合でも、早く辞め時をつかむわけです。★私は病院と医師にたいする尊敬の念はあるが、しかし病院と医師を決して神のごとくは見ませんぞ。薬についても同様ですよ。(ただ、食べ物なのか、薬なのか、境界がはっきりしないケースもありますね。りんご酢健康法など、飲み物の範囲ともいえます。)★病気の種類によっても、対応が違います。たとえば歯科です。歯の治療というのは、高級なものから並みのものまで、ぴんからキリまである。「美容」など考えていればいくらでも高額の「治療」になる。★たいへん皮肉を申し上げるようだが、歯というものは、歯科にせっせと行く人ほどどういうわけだかますます歯が悪くなっているような気がしてなりません。私はこういう「節度」で対応するので、歯がたいてい維持されていますよ。★思うに歯科にせっせと行く人は、「せっせと行っている」事実に満足して、ご自分自体としては不養生なのではあるまいか。そこへゆくと「歯科をないがしろにする人」(まさに神をも恐れぬ人のようなものだね)は、すべて「自己責任」である以上、甘いものを食べた後など一生懸命養生したりしますよ。
2017-07-28 12:50:00
こういう自然的な健康法を話題にしていると、診療していただいている医師は(むろん西洋医学の先生ですが)、気色ばんで、漢方を極力攻撃なさることもあります。いまの私の先生も、最初お会いしたときに、診察そっちのけでかなり長い時間「漢方観」を披露なさいました。そもそも私がその病院を訪れたのは、身体検査で「診療必要」の指示が出てどうしても行かざるを得なくなったからです。その病院の案内書にはその病院が「漢方でも治療している」と書いてあったのです。(実際そういうお医者さんが一人います。)だから私は最初、漢方治療でお願いできますか、と尋ねたのです。今の私の先生が言われるには、「漢方は決して安価ではない」「漢方にはそもそも標準治療がない・診療する医師による個人差が極端に大きすぎる」「いま国民的治療を担当できる標準治療は西洋医学でしか果たせない」等でした。実に一理も二理もある主張です(しかしそれで西洋医学が神のごときものとなるわけではありますまいが)。私はなおも漢方の機会を求めて、北大の南方にそういう病院があると聞いていて、行ってみました。そして一回で懲りてゆくのをやめた。おそらくたいへん評判の良い病院で、受付の部屋は超満員でしたが、なんとその受付の待合室にいるのはすべて中年のご婦人ばかり。毎回この有様では当方の「ストレス」が大変なものでしょう。その隣に漢方の薬房があったが、その薬房はとても「大衆的」には見えません。「秘薬」という感じです。まあそういうわけで、いまの先生と十数年の付き合いになりました。
2017-07-28 11:53:00
新谷弘美さん、『病気にならない生き方--ミラクル・エンザイムが寿命を決める』サンマーク出版、2006年が、そう説いています。ここでいわれる「エンザイム」とは、「生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒の総称で、植物でも動物でも、生命があるところには必ずエンザイムが存在しています。物質の合成や分解、輸送、排出、解毒、エネルギー供給など、生命を維持するために必要な活動にはすべてエンザイムが関与しています。」(同書6頁)これが私がタイトルに書いた「体内酵素」というわけです。この体内酵素が、人体の活動のあらゆるありようにつながっているというのです。本書の説く所は、主に、このエンザイムを荒廃させてしまう人為の要因を、ひとりひとりの努力で防ぐのが「最高の健康法」だろうというのです。「現代社会は、その大切なミラクル・エンザイムを消費する要因に満ち満ちています。お酒やたばこといった嗜好品、食品添加物、農薬、さらに薬やストレス、環境汚染、電磁波などもミラクル・エンザイムを消耗させる原因になっています。」(同書10頁)この引用文中で「薬やストレス」とあるところは、前回ご紹介した安保徹『薬をやめると病気は治る』が説く眼目とぴったり一致しますので、「安保説は新谷説の中にすっぽり入る」ことになるのがわかります。本書も立派な一服の清涼剤ですよ。患者もこういう見識を持っていてよいのです。病院と医者を神であるかの如く、絶対視しないでよいのです。この体内酵素は一生に出来る分量が限られているそうで、なにやらご議論が「エントロピー」を言うように聞こえるのもそのせいかもしれません。